アイサイトVer4開発状況とスバルとヴィオニア

ヴィオニアの上層部とスバル上層部がこの夏に会談を行った模様です。
テーマは大幅に開発が遅れているアイサイトVer4について。
スバル側は「なぜ、ここまで開発が遅れているのか?いつになったら開発が完了する見通しなのか?」についてヴィオニアに問いただしました。
これに対し、ヴィオニア側は開発遅れについて陳謝したようです。

スバルがアイサイトVer4の開発遅れを絶対に受け入れられないのはアセスメント対応とコストの問題が絡んでいるからです。
Ver3では最新のアセスメントに対応できず、トヨタやホンダなど競合他社に大きく後れをとってしまいます。
この結果、先進安全技術の分野でリードしているとは言えない状況となり、安全をウリにしてきたイメージも崩れてしまいます。
最悪の場合、業界最下位の先進安全性能に落ちてしまう可能性もあります。
これまで同様安全をアピールポイントにしたいスバルにとってはアイサイトVer4の開発遅れは販売面から見ても絶対に避けたいところです。

コストに関しては、Ver3の歩留まり問題も落ち着いてきていますが、他社の類似ユニットと比較すると原価は高いです。
価格競争の観点からもスバルは早急にアイサイトVer4への切り替えを行いたい状況です。

スバルとヴィオニアの現場を見ると事態は簡単に解決できる状況ではないようです。
スバルの驕りから日立と対立し、最悪の結果を招いたVer3の歩留まり問題の対応のまずさからエンジニアの離職を招き、大量離職の影響で優秀なエンジニアを多く失いました。
日立との関係が良好であれば今回のような結果は回避できた可能性があります。
エンジニア不足については補充で穴埋めを行ってはいますが、まだ十分な状況とは言えません。
一方ヴィオニアでもアイサイトVer4の開発に絶望し、離職者が多く発生しているようです。
完成車メーカー、サプライヤーともにこのような状況では開発がうまく進まないのは当然と言えます。

現場のエンジニアは懸命に開発作業を行ってはいますが、諦めムードを払しょくできていません。
今のままではさらなる延期も避けられず、次期レヴォーグなどの新型車の投入スケジュールに影響が出るのは必至と言えます。

今回のアイサイトVer4の開発ではスバルは大きな痛手を負いました。
次のユニット開発では方法を見直して改める必要があります。
十分な反省を行い、次の開発に生かして欲しいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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