
国内デビューから2年半が経過したC-HRがいよいよマイナーチェンジされます。ここ最近はRAV4にお客を奪われていますが(といっても同じトヨタ)、このマイナーチェンジで人気回復となるでしょうか?
エクステリア
フロントバンパーとグリルが変更されてワイド感が強まります。
また、フォグランプはエアインテークの外にうつされます。
リアは左右のランプ間のスポイラーがリニューアルされ、ランプと一体化されてスッキリ感が向上します。
コンビランプ本体のデザインも見直されてC字型のグラフィックスに代わり、水平にひかるデザインが取り入れられてワイドに見えるように工夫されます。
更にリアバンパー下部がディフューザー風に変更されます。
リアのデザインは現状で結構完成度が高いと個人的には思っているのですが、今より良くなるんでしょうか?
ちょっと心配。。。
ベースグレードのSグレードにもLEDヘッドランプが装備
ランプ周りではベースのSグレードにBiビーム式でない廉価版LEDヘッドランプがされます。これにより、現在ラインナップされているLEDパッケージが廃止されます。
すでにBiビーム式LEDヘッドランプが標準化されているGグレードではデイライトとターンシグナルが統合されます。これによって流れるウィンカーが廃止されます。
逆にリア側に流れるウィンカーが採用されます。
足元はSグレード用17インチが一新されて新形状になります。
Gグレードは18インチがそのまま流用されます。
カラー
エクステリアを彩るカラーにも新たな選択肢が追加されます。
ディープな色合いが独特なセンシュアルレッドマイカはプリウスやカムリに採用済みの鮮やかなエモーショナルレッドⅡに置き換えられます。
また、ダークブラウンマイカMとラディアントグリーンMが廃止される代わりにオレンジM(カローラフィールダーからの流用色)とオキサイドブロンズM(カローラスポーツからの流用色)がラインナップされました。
ツートンに関しても組み合わせが見直されます。
内装色
内装色はGグレードのリコリスブラウンがオーキッドブラウンに差し替えられます。
このほか加飾部の仕上げが手直しされるようです。
コネクテッド
コネクテッド技術の一環としてDCM(車載通信機)とディスプレイ画面付きオーディオを9インチから8インチに小型化し、全車に標準装備されます。
安全装備
クリアランスソナーはペダル踏み間違え時の誤発進抑制タイプに進歩します。(MT車およびバンパー形状が異なるGRスポーツは除く)
但し、現在ソナーが標準装備されているGグレードでもオプション化されるようです。
この点はちょっと納得いかないですね。安全装備を削るのは問題でしょう。
リアクロストラフィック警告は自動ブレーキ機能が追加された上で引き続きGグレードにオプション設定されます。
自車を真上から見下ろしているように確認できるパノラミックビューモニターも全車オプションで用意されます。
Gグレードは装備が減らされる
現在Gグレードに備わっている快適温熱シート、電動ランバーサポート、nanoeは本革シートとのセットオプションに変更され、クリアランスソナーと同様、装備が減らされるようです。
消費税が増税となるので必要以上に価格が上がることを嫌がってのことなんでしょうか?

追加モデル
これまで海外向けに設定されてきた1.2ℓターボと6速MTの組み合わせが国内に投入されます。
但し、駆動方式は2WDのみなのが少し残念です。
このほか、GRスポーツが追加され、商品ラインナップが強化されます。
フロントバンパーに専用品が用いられ、19インチタイヤとダークグレー塗装のアルミホイール、ブラック塗装のドアミラー、大型化されるスポイラーが特徴的です。
また、ボディ剛性を高めるブレース類、ホワイト塗装のブレーキキャリパー、ボディの前後左右にGRエンブレムが付けられます。
GRスポーツは1.2ℓターボ車、1.8ℓハイブリッド車が用意されます。
文頭でもお知らせした通り、マイナーチェンジは10月18日に実施され、11月9日、10日には店頭発表会が開催されます。このため、生産は10月7日から始まる計画となっています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。
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