ボルボがスピードリミッター制御を発表・クルマをアップデートする時代がやって来る・ボルボの酒気帯び運転対策

日本だけじゃない。スピードリミッター。

実際にそんなにスピードを出すわけでなないけど、クルマ好きにとっては何か不満が残るスピードリミッター。
一部例外はありますが、日本の小型車や普通車は時速180㎞に到達すると失速し、加速できないようになっています。
軽自動車の場合は時速140㎞でリミッターが作動します。

このスピードリミッター、日本車だけかと思っていたら、ボルボが追従してきました。
2020年以降に販売するボルボ車の最高速度を時速180㎞に制限すると発表しました。
ドイツのアウトバーンの速度無制限区間でも推奨速度は時速130㎞です。時速180㎞も出れば十分とも言えます。

ボルボは2020年までに新しいボルボ車による交通事故死亡者・重傷者をゼロにするという目標を掲げています。
今回の決定もこの目標を実現するための対応のようです。
これまで最新のテクノロジーによって「事故を回避し、被害を最小限にとどめるクルマ」を開発してきたボルボですが、いよいよ運転者の行動抑制にまで踏み込みました。

目標達成に並々ならぬ意欲を見せるボルボ

歴史を振り返ると、スピードリミッターを導入しようという動きは海外にも存在していました。
少し事情は異なりますが、1970年代のイタリアでは21歳以下と65歳以上のドライバーは時速180㎞以上出るクルマに乗れませんでした。
フランスではサルコジ大統領が乗用車に時速130㎞のスピードリミッターを装着させようとしましたが、大反対で実現しませんでした。

しかし、これらはあくまでも行政側の対応で、企業が自らの製品の価値を高めるためにスピードリミッターを導入したという例は聞いたことがありません。

ボルボの発表は目標達成への並々ならぬ意欲の現われであると感じます。