新幹線の中間車両並み!全長25mトラック

大型トラック2台分をひとりで輸送可能に!

3月1日から一部区間の制限速度が120km/hへ引き上げられた新東名ですが、ここを舞台に物流改革が活発になっています。

そのひとつが海老名JCT~豊田東JCTを主たる通行経路としたフルトレーラー連結車の車両長を従来の21mから25mに緩和するというものです。

日本のトラック業界ではドライバー不足が深刻化しています。全長25mのダブル連結トラックは通常の大型トラック2台分に相当します。

つまり、ひとりのドライバーで2台分の荷物を輸送できることになり、物流環境が大きく改善するのでは?と期待が高まっています。

ドライバーとトラックのそれぞれに条件がある

国土交通省はこの規制緩和に向けて平成28年から実証実験を続けてきました。

全長25mというとN700系新幹線の中間車両1両分に匹敵します。

このため、福山通運やヤマト運輸、西濃運輸などと協力して実験車両を作り、車両のふらつきや制動距離、路面へのダメージなどを検証してきました。

実際に21m超のダブル連結トラックを走らせるにはドライバーと車両、通行経路に関する要件を満たす必要があります。

今回は新東名の一部区間に限った規制緩和ですが、将来他の路線へも波及していくことでしょう。

アマゾンの自動運転について

アマゾンはグーグル出身者らが起こした自動運転ベンチャー、「オーロラ」への投資参加、及びEVメーカの「リヴィアン」への出資を行っています。

これを踏まえてアマゾンの自動運転のビジョンについて考えてみましょう。

「オーロラ」は自ら車両制作は行わずに自動運転の「頭脳」部分の開発に特化したベンチャー企業です。

アマゾンは既に「スカウト」と呼ばれる超小型の無人配送マシンを開発し、実証実験を行っており、「オーロラ」への投資は「スカウト」のような独自の物流マシンを自律的に走らせる技術を獲得するためと考えられます。

一方、「リヴィアン」はピックアップトラックのEVに特化した企業です。

ピックアップトラックを含むいわゆるライトトラックは物流的には地域の大規模拠点と小さな配送センターを結ぶ手段として有効です。

つまり、アマゾンは「リヴィアン」からライトトラックEVの知見を得て、前述の「スカウト」へ荷物を橋渡しするための中継ネットワークを研究するものと思われます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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