マツダ3の特別内見会に参加してきました。新世代商品だけど本質は変えず。

マツダ3セダン、ハッチバック

5月18日、19日に石川県の金沢国際ホテルにてマツダ3の特別内見会が行われました。
参加申し込みをしておいたところ、招待状が届きましたので、参加してきました。
この内見会は写真撮影、録画、録音の類は一切禁止の内見会でスマホなどのカメラ機能付 機器類は全て受付時に預けることになっていました。
なので、会場の写真やマツダ3の写真は掲載することができません。
文章だけでその時の様子をお伝えします。

まずは当日の流れについて紹介しましょう。
この内見会は11時、14時半、17時の1日3回行われ、2日間で6回行われました。
1回につき1時間半となってます。
受付に行ってみると、富山県、石川県、福井県と県別に受付がわかれていました。

最初にマツダ(マツダ3ではなく、会社)のイメージビデオが5分間流され、次に北陸マツダ(株)の社長のあいさつが5分間行われました。
内容はあまり覚えていないのですが、この内見会ではここでしか
知ることができない情報などをお知らせしますので楽しんでいってくださいという内容でした。

続いて約30分にわたるマツダ3のプレゼンが行われました。深化した魂動デザインの紹介やセダンとハッチバックのデザインの違い、静粛性の大幅な向上、人馬一体を目指した乗り心地などが紹介されました。

深化した魂動デザイン

現行アクセラでも採用されている魂動デザインを今回は引き算の美学をテーマに
徹底的にそぎ落としたデザインとなっています。
何年か前から始まったボディにキャラクターラインを入れるデザインを
ガラリと変えてキャラクターラインのほとんどないデザインにしてきました。
たしかボディにキャラクターラインを入れ始めたのもマツダだったような気がします。
そして今度もまた他に先駆けてなめらかな造形のデザインとしてきました。
このデザインは嫌いではありませんが、
キャラクターラインを入れていた前の世代に戻ったと言えないこともありません。
なのでジーボには特別新しいことをやったという感じがしませんでした。

ところが、このプレゼンの後、フリーでマツダ3を見学(乗って触れる)する時間が
1時間あったのですが、ここでじっくりボディを眺めました。
すると遠目には見えなかったキャラクタラインが薄っすらと見えました。
つまり、キャラクターラインを完全に排除したのではなく、
まさにそぎ落としたということのようでした。
これであれば新しいデザインであるという主張も納得できると感じました。

セダンとハッチバックのデザインの違い

セダンとハッチバック、デザイン的には同じように思いがちですが、違っているようです。
セダンはよりセダンらしいデザインを、ハッチバックは色気をもった
セクシーなデザインをねらったものです。
セダンではフロントサイドにキャラクターラインを入れてシャープさを表現し、
後ろに行くにつれて丸みのあるカタマリ感のあるデザインとなっています。
以前にクルマ雑誌で写真を見た時に1990年代に登場したマツダ ランティスに
よく似ているシルエットだと思いました。
今回実物を見てもやはり同じ印象を受けました。
今はやりの4ドアクーペデザインですから、
マツダは30年前から革新的なデザインを発表していたことになります。

一方ハッチバックはフロントからリアまで一体感のカタマリといった造形です。セクシー路線であることは十分に理解できます。
更にマツダ3が風景に溶け込んだ時、ボディに映し出される風景が色々な形で
映し出されるようにデザインされています。
これを実現しているのが先に紹介したそぎ落とされたキャラクタラインです。
これによって普通に風景が映し出されるのではなく、
色々な模様を生み出す原動力になっているのだと感じました。

静粛性の大幅な向上

今回特に驚いたのは静粛性です。プレゼンをしている横に置いてあったマツダ3ハッチバックのドアを開けると大音響で音楽が聞こえてきました。
ところがドアを閉めるとピタッと止みます。
何も音楽が聞こえてこないのです。
これはスピーカーの位置を従来のドア下部に配置せず、
フロントノーズを長くしたことによる空きスペースを利用して
スピーカーを埋め込んだことによる効果だと説明していました。
この手法はノーズの短い他メーカーにはマネのできないことだと自画自賛していました。
ノーズが長いと曲がりにくいんですけどねぇ。

人馬一体をめざして

「人馬一体」。
マツダはロードスターを開発する時にこの言葉をテーマに開発してきました。
そして今回マツダ3においてもこの言葉を持ち出してきました。
クルマの挙動が人の動作と一体になることを目指して開発が行われました。
その結果、すばらしい乗り心地のクルマに出来上がったそうです。
これについては実際に試乗してみないと何とも言えませんが。
プレゼンを聞いていて思ったのは、やっぱり後部座席の人のことは
後回し何だろうなと言うことでした。
馬に乗れるのは曲芸でもない限り2人が限界です。
つまり人馬一体とは2人が快適であること、
前席側の人達を最優先に考えられているのだろうと思いました。

フリー見学会

プレゼンが終わっていよいよフリー見学会です。1時間思う存分見て、
乗って触って良い時間です。
まずはじっくりと外からデザインを眺めました。
ハッチバックでは前述のそぎ落とされたキャラクターラインを見つけて
一人で納得していました。
つぎにセダンへ行き、後部座席を確認。やっぱり狭い。
ミニバンに乗っているとセダンの空間では狭く感じます。
しかも窓が小さいので圧迫感も感じます。
天井は身長約170㎝のジーボでさえ、こぶし一個分強の余裕しかありません。
やっぱり後部座席は優先順位を下げられていると感じました。
トランクルームも確認しました。
広く使いやすい感じですが、トランクスルーにする為に後部座席を倒すレバーが
トランク内にしかありません。
以前に試乗したホンダのインサイトもそうでしたが、
最近は座席側からトランクスルーにすることはないということなのでしょうか?不思議です。
続いてセダンのコックピットを確認。
インテリアは非常に上質感のあるインテリアでした。
1500ccガソリンのハッチバックにも乗りましたが、同様の質感でした。
但し、その分価格も高いです。
1500ccガソリン4WDで260万円です。
4WDであることを考慮しても高いですね。

コクピットから出てまたしばらく外からマツダ3を眺めていると、
プレゼンをされていた方が話しかけてきました。
そこでスカイアクティブXについて聞いてみたのですが、全く情報がないということでした。
その先の直6エンジン搭載車を作ると言った情報は入ってきているのに
そのはるか前に登場するスカイアクティブXについての情報がないことに
プレゼンをされていた方自身も不思議に思うとおっしゃっていました。
秋には出ますのでそれまでお待ちくださいとのことでした。

ほぼ1時間の見学を終えて、帰る時にお土産をいただいて帰りました。

お土産

まとめ

マツダ3を見て感じることは、
マツダはプレミアムブランドの会社に変身しようとしているということです。
クルマのデザイン、上質なインテリア、走ってみないとわかりませんが上質な走りをそろえて
高く売ろうとしているのではないでしょうか?
もちろん価格が高いといってもプレミアムカーに比べれば全然安いのですが。
このクルマが日本で売ることを目的としたクルマかと言えばNoです。
間違いなくグローバルで売るために作られたものでしょう。
運転席が最優先で後部座席を冷遇していることからもわかります。
この本質は残念ながら全く変わっていません。
よってこのクルマが日本で売れるクルマになることはないと考えます。
もちろんデザインにひかれて、ある程度台数は見込めますが、最初だけではないかと思います。
もう少しファミリーが乗ってみんなが楽しいクルマ作りを考えて欲しいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。

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