オールシーズンタイヤは文字通り1年中履いていられるのか?

オールシーズンタイヤというのは文字通り春夏秋冬1年中履いていられる全天候型タイヤです。素晴らしいタイヤのように思えますが、気を付けなくてはならないことがいくつかあります。メリットとデメリットに触れながら紹介します。

オールシーズンタイヤとは

タイヤを季節を分けると夏用タイヤと冬用タイヤに分けることが出来ますよね。夏用タイヤは一般的に履いているタイヤのことです。
冬用タイヤは欧州で主流のスノータイヤや北欧ではまだ多くみられる
スパイクタイヤ、日本のスタッドレスタイヤなどがあります。

欧州ではスノータイヤが主流で、冬季に夏用タイヤから履き替えます。

タイヤのゴムは気温が低くなると硬くなり、グリップ性能が低下します。
雪や氷がなくても気温が7度を下回るようになるとタイヤのゴムは
徐々に本来の性能を発揮できなくなっていきます。
乾いた路面ではわかりにくいかもしれませんが、濡れた路面で滑りやすくなっているのを実感している人は多いのではないでしょうか。

ちなみに現在「スタッドレスタイヤ」と呼ばれているのは日本で進化したスパイクなしの冬用タイヤで、0度付近の氷雪上性能に特化したタイヤを特にスタッドレスタイヤと呼んでいます。

スタッドレスタイヤが進歩した背景には世界でも過酷な日本の冬があったから


なぜ日本でスタッドレスタイヤが進化したのかというと、1980年代後半から
社会問題になっていたスパイクタイヤの粉塵による環境汚染がきっかけでした。
さらに、もうひとつ重要なのは日本の冬は世界中で最もタイヤにとって
過酷であるということです。

冬用タイヤにとって最も過酷なのは、マイナス20度の寒さではなく、0度付近のツルツル滑る凍結路です。

欧州は地中海沿岸では温暖ですが、緯度が高いため山間部や内陸部に入ると
気温が一気に下がり、マイナスを大きく下回ります。
そのため、スノータイヤで事足りてしまう訳です。

ここまで出てこなかったオールシーズンタイヤは冬用、夏用どちらに分類されるのか?
というと、実はそこがオールシーズンタイヤの問題点なのです。
夏寄りのオールシーズンタイヤがあれば、冬寄りのオールシーズンタイヤもあるので、
どちらと一言で言いきれません。

そのため、少し前までは、どっちつかずの中途半端な性能のタイヤという
イメージが強くありました。

現在、日本で手に入るオールシーズンタイヤはやや冬寄りになってきたように思います。様々な理由で夏用タイヤと冬用タイヤの2セットを持てないという方も少なからずいると思います。
そういった方にとってはオールシーズンタイヤは
とても便利なタイヤだということが出来ます。

もともと履いていたタイヤをどうするのかという問題はありますが、
オールシーズンタイヤを選ぶのであれば、タイヤを履き替えることなく、
多少の雪が降ろうとなんとか走ることが出来るでしょう。

チェーン規制時でもオールシーズンタイヤなら高速道路を通行可能なものも

タイヤによって違うので確認が必要ですが、最近のオールシーズンタイヤには
チェーン規制でもスタッドレスタイヤやほかの冬用タイヤと同じように
チェーンなしで高速道路を通行できる、冬用タイヤであることを示すマークが
付けられているものがあります。

MT+S、SNOW、STUDLESSといった表記のほか、スノーフレークマークという山に雪の結晶を組み合わせたマークが入っているものです。

ただし、スノータイヤ、ましてやスタッドレスタイヤほど低温に合わせたゴムを使っている訳ではないので、氷雪上性能は明らかに劣ります。特に氷の性能は夏用タイヤより多少マシといったレベルですので、雪が走れるからといって冬用タイヤと同じペースで走ると非常に危険であるということも承知しておいてほしいと思います。

年に数回しか積もらないケースは?

例えば東京など首都圏近郊で年間に数回しか降らないような地域では、
スタッドレスに履き替えた際、特にマンション住まいだと夏用タイヤの
保管スペースに困るような人も多いはずです。

住んでいるのが豪雪地帯ではない場合、
オールシーズンタイヤを履いて置けばOKなのかどうかですが、
前述の保管スペース確保の問題に加え、とにかく降雪時の
タイヤ履き替えが面倒だというユーザーには十分メリットがあると考えられます。

ただし、そのわずらわしさから解放されるのと引き換えに、
燃費や静粛性と言った面ではオールシーズンタイヤは当然夏用タイヤに比べて劣ります。
また、価格自体もオールシーズンタイヤは夏タイヤよりも高めの設定となっており、
グッドイヤーとファルケン、ピレリ、ネクセン以外はSUVや
商用車向けモデルしか用意されていないのが現状です。

オールテレーンタイヤって何?

基本的にはオールシーズンタイヤのことですが、その中でも主にSUVや
クロカン4WDモデルの新車時にライン装着されるため、4WD車むけの
オールシーズンタイヤのことを指します。
乗用モデル向けのオールシーズンタイヤに比べ、タイヤの溝が深くて広い
トレッドパターンを採用しているのが特徴です。
オフロード走行と積雪時の走行がある程度可能なタイヤで、現在は
構造自体の改良によってオフロード走行時の耐久性が初期の頃に比べて向上しています。

まとめ

オールシーズンタイヤ結構便利そうでいいなぁと思ってました。
ジーボの地域では今年の冬は積雪もほとんどなく、
スタッドレスタイヤを購入しましたが、ほとんど雪がない道路を走っていました。
こういう年はオールシーズンタイヤでいいと思うのですが、
昨年の冬のような大雪となると話が違ってきます。
結局雪が降るか降らないかわからないため、念のためスタッドレスタイヤを
準備しなければなりません。
エリシオンだとスタンダードなスタッドレスタイヤでも価格は
10万近くになりますのでかなり負担は大きいです。
ちなみに上の記載でスタッドレスタイヤの保管場所に困るという話が出ていましたが、
ジーボの地域では冬の間夏用タイヤを、夏の間冬用タイヤを預かってくれる
ガソリンスタンドや、タイヤ屋さんがあります。
こういうビジネスは雪の降る地域特有なんでしょうか?
ちょっと意外でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。

<広告>

タイヤの購入と取付予約が同時にできるサービス

TIREHOOD

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする