今さら聞けないクルマトラブル対処法

世の中ゴールデンウイークに突入しましたね。
あなたはどこかへ出かける計画はありますか?
今回はカーライフで突然起こりがちなトラブルの対処法について取り上げました。
参考になれば幸いです。もっとも参考にしなくても良いのがGOODですが。

ガス欠

安全な場所に停車し、ロードサービスに連絡

走行中に突然エンジンのパワーが落ち、アクセルを踏んでも
「ボソボソ」して吹け上がらなくなったら、燃料計をチェックします。
E(エンプティ―)以下を指していたら、ガス欠の疑いが濃厚です。
エンジンが止まる前にすみやかに路肩へ移動しましょう。

対処法はガソリンを補給するしかないため、近くに給油所がなければ
JAFなどのロードサービスの応援を呼ぶ必要があります。
また、高速道路の路上だった場合、クルマの後方に三角停止表示板を表示後、
ガードレールの外側など安全な場所に避難しましょう。
ます、安全を確保してからロードサービスなどの応援を呼びましょう。
携帯電話からもロードサービスに連絡できますが、
1㎞毎に設置されている非常電話から通報すると、
交通情報に「故障車あり」とすぐに表示されます。

間違った燃料を給油してしまった

ディーゼル車にガソリンを給油すると致命的

ガソリン車に軽油を給油してしまってもタンク内にはガソリンが残っているため、
走りはじめは普通に走れてしまいます。
しかし、しばらくするとノッキングが発生し、黒煙の排気ガスを噴き出し始めます。
そんな異常に気が付いたら、ただちにエンジンを止めることが大切です。
早めに対処するほど被害が少なく済みます。

入れ間違った時の対処法は基本的には燃料タンク内の軽油を全て排出し、
ガソリンを入れ直すだけです。
文で書けば簡単ではありますが、整備知識が必須なのでプロに任せるのが最良の選択です。
まずは給油所の店員に事情を説明して処理を依頼するのが良いでしょう。
なお、入れ間違えたのがディーゼル車でガソリンを入れて
エンジンをかけてしまったら致命的です。
燃料噴射系の損傷で高額の修理代を覚悟する必要があります。

キーレスエントリーが作動しない

リモコン本体に内蔵されている鍵で使える

まず考えられるのがキー本体の電池切れ。
運転していない時も車内や車体近くにおいて置くと電池の消耗が早まります。
心当たりがあったら注意が必要です。ただちにクルマを動かす必要があるなら、
キー本体に内蔵されている鍵を使って解錠、施錠が可能です。
エンジン始動は車種によって異なりますが、
取扱説明書にある作動方法でスタートできるようになっています。

また、クルマ側のバッテリーが上がっていると、リモコンも効かなくなってしまいます。
この場合、バッテリーの充電が必要になるため、JAFなどの助けを呼ぶ必要があります。

バッテリーが上がってしまった

セルが回る状態ならもう一度試してみる

「クゥー、クゥー」と弱いながらもセルが回るなら2,3回回したら30秒ほど待ち、
再度挑戦してみましょう。
時間を置くことで起電力が回復し、うまくすれば始動できます。
セルが回らず「カッチン、カッチン」といった金属の打音がする時は
接点の接触不良の可能性があるため、キーのON/OFFを数回早めに繰り返してみます。
そして、これらに挑戦したものの始動できず「カチッカチッ」といった
連続音を発するようになったらブースターケーブルで他車から
電気を分けてもらうかJAFなどを呼ぶ必要があります。

なお、エンジンが始動できても最低でも1~2時間は走らないと
再始動できるだけの電気が溜まらないので注意しましょう。
1度でも完全にバッテリーを上げてしまうと性能がガクンと低下するため、
早めの交換がおすすめです。

<広告>

バッテリー上がりにはこれ!

【ジャンプスターター LUFT】

ハイブリッド車のバッテリーが上がったら

プリウスはブースターケーブルが使える

ハイブリッド車として最も普及しているプリウスの場合、一般のクルマと同様、ブースターケーブルと12Vバッテリーを搭載した救援車があれば「ハイブリッドシステム」を始動させることが出来ます。

プリウスの補機バッテリーは後部のトランクルームの右端に搭載されていますが、
ジャンプスタート用の+端子はボンネット裏のエンジンルームに設けられています。
設置場所は左端のヒューズボックスの後端で、
ジャンプスタートする時はそこにブースターケーブルの赤色クリップを接続、
黒色クリップを近くの金属部分に接続します。

オーバーヒートの時

冷却水が漏れている時はエンジンを止める

水温計の針がH側に振れて回転が不安定になり、
パワーが低下してきたら「オーバーヒート」の疑いがあります。
無理に走り続けるとエンジン本体に致命的な損傷を与える可能性があるため、
異常に気づいたらただちにクルマを停車させることが大切です。

また、停車させたらボンネットを開け、エンジンルームの風通しを良くしましょう。
そしてエンジンは止めずにしばらくアイドリングさせます。
ただし、冷却水が漏れている場合は、エンジンを止めて自然冷却しましょう。
これが基本です。
また、水温が下がれば自走も可能ですが救援を呼んでプロに点検を依頼するのが
ベストです。

ガラスが曇って前が見えなくなった時どうする?

エアコンの除湿機能を利用しましょう

ウィンドウ内面に「曇り」が発生する主な原因は外気と内気の「温度差」や「湿気」にあり、
エアコンの除湿機能を利用すれば瞬時に解消することができます。
まず、エアコンの吹き出し口をベントに、温度調節レバーとブロワスイッチを
任意の位置にセットします。
そして、内気・外気切り替えレバーを外気導入にし、A/CスイッチをONにすると機能します。
また、「曇り」の正体は細かな水滴の集合体で、ガラスが汚れていると
汚れ粒子に水滴が付着しやすくなります。
季節の変わり目はこまめにウィンドウの内側を磨き、常にきれいにしておくことが肝心です。

運転中にタイヤがパンクしてしまった

路肩などに寄せて三角停止版を後方に置く

パンクしてタイヤの空気が抜けてしまったら、クルマがふらついてハンドルが左右にとられ、
非常に危険な状態になります。
ただし、サスペンションの性能が向上した近年のクルマはそれと気づきにくいので注意が必要です。
路面を叩く連続音が聞こえたり、多少でもハンドリングに違和感を感じたら、
ただちに停車してタイヤをチェックしてください。
この際、ハンドルをしっかり握ってハザードランプを点灯させ、
後続車に止まる意思を示しつつ周囲の状況に注意しながら
ゆっくり路肩に寄せていくことが肝心です。

また、停車後はただちに三角停止表示版を後方にセットすることを忘れないように
しましょう。
停止させたなら、スペアタイヤに交換もしくは「応急パンク修理キット」
で修理することになりますが、自信がなければロードサービスに助けを依頼してください。

ちなみにタイヤを交換する場合、ナットの脱着は4穴ならば十字に、5穴なら星形の順に行いましょう。

雨の日はフロントウィンドウの視界が悪くなる

市販の油膜取り剤でガラス磨きが必要

雨の日に対向車のライトや街灯がギラついて前が見にくくなるのは、
ガラス表面にこびり付いた路面から跳ねた「ピッチ」や「タール」などの油分が原因です。
ワイパーの往復で塗りつぶされ、日光で焼き付いてしまうため、
ガラスクリーナーで磨けば一時的にきれいになるもののすぐに元に戻ってしまいます。
このため事前の対策が必須です。市販の油膜取りでキッチリ磨き落とし、再付着の防止策としてガラス撥水剤の塗布をお勧めします。

また、ワイパーの吹き残しがある時はブレードラバーの汚れを拭き取ってみて下さい。
それでダメならワイパーブレードの交換が必要です。

警告灯が点灯したら

赤色の警告灯が点灯したらすぐに整備工場へ

クルマの異常をドライバーに知らせる警告灯。この警告灯のランプはいくつかの色に光りますが、この色は国際規格で決められています。

例えば、赤=危険、黄=注意を表わし、温度の高低を示すものは赤=高温、青=低温
と感覚で認識できるようになっています。
一般的には赤色の警告灯が点灯(点滅)したら重大なトラブルが発生した
と考えられるので、その場合はすみやかに整備工場で点検してもらいましょう。

 

名称 点灯した場合の意味 対処方法
エアバッグ警告灯 エアバッグに関する異常警告 すみやかに販売店などに相談する
ブレーキ警告灯 ブレーキフルードの不足や油圧の異常など なるべく走行は控え、
すみやかに販売店などに相談する
ABS警告灯 ABSが作動状態、
または異常警告
異常警告の場合は、
すみやかに販売店などに相談する
充電警告灯 充電系統
(オルタネーターなど)の
異常警告
すみやかに販売店などに相談する
エンジン警告灯 エンジン制御などに
異常があった時の警告
なるべく走行は控え、
すみやかに販売店などに相談する
油圧警告灯 エンジンオイルの圧力が
低下している警告
なるべく走行は控え、
すみやかに販売店などに相談する
ドア警告灯 ドアが半ドアになっている時の警告 走行せずに、停車して
半ドアのドアを閉め直す

最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。