こんにちは。ジーボです。
今回は
- タクシーとバスの料金は法律できまっているのか?
- LPタクシーが天然ガスで走るのはなぜか?
- EVのタクシーがほとんどないのはなぜか?
- 救急車や消防車はどこで作られているのか?
- 猛暑はクルマの走行性能にどんな影響を与えるか?
の5つについて紹介したいと思います。

目次
タクシーとバスの料金は法律できまっているのか?
タクシーやバスは「道路運送法」という法律でいろいろなことが決められています。
タクシーやバスは「道路運送法」という法律でいろいろなことが決められています。
料金についても自由に設定できるという訳ではなく、決められています。
多くの場合、上限と下限が決められており、この間の料金にしなくてはなりません。
タクシーの料金は難解な計算方式で上下幅が決められ、更に全国を98のブロックに区分した上で決定されるという方法で定められています。
バスについては路線バスだけでなく貸し切りバスの場合も料金の上下幅が決められています。
よく言われる「格安バス」は下限ギリギリの価格設定をしています。

LPタクシーが天然ガスで走るのはなぜか?
簡単に言えばガソリンより安いから。
レギュラーガソリンのおよそ半分の値段です。
日常的にクルマを使うタクシーがコストの比率が高い燃料費を安くしたいと思うのは当然ですね。
じゃあ、何で一般車に普及しないのか?
理由はスタンドの少なさ。
高速道路上にはスタンドが1か所しかないなどの理由で普及しづらいようです。

EVのタクシーがほとんどないのはなぜか?
EVタクシーが普及しない理由は車両代金の高さだと言われています。
しかし、税制面などで優遇措置があるため、徐々にではあるが拡大しつつあります。
EVタクシーが普及しないその他の理由としては、通常のタクシーが出庫前に燃料注入すれば、帰庫まで走り続けることが出来ますが、EVの場合は航続距離が短いため、営業中に充電が必要となる場合もあることがあげられます。
しかし、今後は世界的な流れから見ても都市部ではEVタクシーが主流となる可能性がかなり高いです。
ちなみに熊本の「おしろタクシー」では全車ニッサンリーフが採用されているそうです。

救急車や消防車はどこで作られているのか?
救急車や消防車はベース車両を自動車メーカーが作り、架装メーカーが救急車や消防車としての機能を付け加えるのが通常です。
ニッサン系のオーテックジャパンやトヨタ系のトヨタテクノクラフトなどでも救急車の架装を行っています。
消防車はモリタという架装メーカーが有名です。
モリタはアジア最大級の消防車工場を持ち、日本国内の消防車のうち半分以上を製造しています。
すごいシェアですね。

猛暑はクルマの走行性能にどんな影響を与えるか?
ちょっと(いや、ずいぶん)季節外れな話題ですみません。
クルマの燃料は空気と混合して燃焼させますが、この混合比率には理論値というものがあります。
空気の持つ酸素量以上の燃料は燃やせないからで、燃える燃料の最大量は空気量に比例します。
ターボで加給すると出力が上がるのはこのためです。
ところが、容積当たりの空気量は密度によって変化します。
暖かい空気は膨張して密度が下がるため、猛暑であればあるほど吸い込む空気の量が少なくなります。
これによって燃焼量が低下し、出力も落ち込みます。
このため最大出力がものを言うレースでは大きな差が出ます。
小排気量のクルマなら一般走行でもエアコンON/OFFによるパワーダウンが冬場より大きく感じられると思います。
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。