ベッドを買いたいけど種類がたくさんあってどれが自分にあっているかわからな~い⁉
そう考えているあなたにおすすめのベッドフレームのタイプとそのメリット、デメリットについて紹介します。
この記事を読み終わるころにはきっとこれだっ!と思えるタイプが見つかると思いますよ。
それでは順に紹介していきます。
まずはこれ。
フレームをデザインから選ぶ
フラットタイプ
フラットタイプはヘッド部分に棚がなく、文字通りフラットなヘッドのベッドを言います。
完全にフラットなタイプ以外にも斜めに角度の付いたものもあります。
メリットとしてはクッションなどを挟んで、もたれかかることができます。
これは就寝前に読書をする場合などには便利です。
また、余分な棚などがない分全長が短く、すっきりと部屋に配置できます。
デメリットとしては目覚まし時計やスマフォなどを近くに置けないことです。
キャビネットタイプ
キャビネットタイプはヘッドボードに棚が付いたタイプのベッドです。
メリットとしては棚に本や小物を収納したり、コンセントがついているものではスマフォの充電などができ、便利です。
デメリットはベッドの全長が長くなり、場所を取ります。
また、棚があるためにヘッド部にもたれにくいです。
ロータイプ・フロアタイプ
ベッドの脚を低くしたものをロータイプ、フレームが床に設置されているものをフロアベッドと言います。
この2つのタイプは床面が低い為、ベッド全体の高さが低く抑えられ、室内に空間ができます。
これによりベッドの圧迫感が少なく、すっきりとした印象のお部屋になります。
また、小さなお子さんがベッドから落ちてもケガをする心配が少なく安心できます。
デメリットとしては高齢者や膝、腰の悪い人はベッドから立ち上がりにくい点、ベッドの下が掃除しにくい点、ベッドの下に収納できない点などがあげられます。
収納付きベッド
収納付きベッドにはベッドの下に引き出しが付いたタイプとマットレスの部分を跳ね上げるとベッドの下全体が収納になっているタイプがあります。
収納スペースが限られているお部屋の場合はとても便利です。
デメリットはベッド下に湿気がこもりやすくホコリがたまりやすいことです。
収納した物にカビが生えないように注意する必要があります。
また、引き出しタイプの場合、引き出しを引き出すスペースを考えておく必要があります。
ロフトベッド
ロフトベッドはお部屋の空間を有効に使えるというメリットがあります。
ベッド下に机やソファーを置くことも可能です。
カーテン付きのタイプもあるので、隠す収納も可能です。
デメリットはマットレスを使うタイプと比べると安っぽいマットレスとなる為、寝心地の面では劣ります。
また寝ている時に天井が近い為、人によっては圧迫感を感じます。
脚付きマットレス
脚付きマットレスはフレームがなく、マットレスに脚をつけたタイプです。
フレームがない為、シンプルで部屋全体がスッキリします。
また、フレームが無い分、価格も安く抑えられています。
デメリットとしてはマットレスの同じ部分がヘタらないように定期的に裏返すローテーションというメンテナンスができないことがあげられます。
この為、通常のマットレスベッドと比較すると寿命は短いです。
また、マットレス内部に床板が入っている為、普通のマットレスのように曲げることができず、階段からの2階への搬入が難しい場合があります。
つり上げでの搬入になることもあるので搬入経路の確認を事前に行う必要があります。
リクライニングベッド
リクライニングベッドとは背上げ、脚上げ、ベッドの高さ調節の一部または全部を電動で行うことができるベッドを言います。
リクライニングベッドと聞くと介護ベッドを想像しがちですが、必ずしもそうではありません。
ベッドフレームのデザイン性が高いものもあり、本を読んだり、テレビを見たりとリクライニングチェアの感覚で使用されることが多く、幅広い年齢層に人気があります。
デメリットとしては普通のベッドに比べて大きなものが多く、場所を取ってしまうこと、重量があるのでベッドの配置換えなど移動が難しいことがあげられます。
畳ベッド
畳ベッドは文字通り床板に畳が敷かれたベッドです。
夏は涼しく、冬は暖かい、部屋の湿度を調節するなど畳の特徴を生かしたベッドです。
また、高齢者や膝、腰の悪い人で畳で寝ていた方は畳と比べると起き上がりが楽です。
デメリットとしてはマットレスと比べると硬くて体圧分散機能に劣る点があげられます。
フレームの素材から選ぶ
ウッドフレーム
ウッドフレームは素材感があり、寝室というくつろぎの場にふさわしい素材で種類も豊富です。
ナチュラルカラーはシックなブラウンなど、カラーバリエーションがたくさんあり、北欧風やガーリー調にはホワイト系、シックなインテリアやヴィンテージ感のあるお部屋にはブラックやダークブラウンなどを合わせると良いです。
最近はすのこベッドをはじめとした和風のウッドフレームも人気になっています。
和風のウッドフレームは通気性に優れているほか、キリやヒノキといった高級素材を使ったものは抗菌性や防虫効果も期待できます。
但し、ウッドフレームといっても無垢材(本物の木)を使ったものから木目調のシールを貼って木のように見せているもの(化粧合板)まで様々ですので、よく考えてお選びください。
ファブリックフレーム
ファブリックフレームはフレームが布素材でつつまれたタイプです。
温かさと柔らかさのある雰囲気が特徴ですので部屋全体をやさしい印象に仕上げるには最適です。
また、カーテンやクッションなど他のファブリックアイテムの色、柄とのコンビネーションが楽しめます。
ヘッドボードにもたれると柔らかなあたりでまるでソファーのようにくつろげます。
ヘッドボード部はかためのものからクッション性に優れたものまで色々あります。
中には取り外して洗えるタイプもあります。
日頃はハンドクリーナーでホコリをとり、汚れがひどい場合は専用洗剤を使います。
レザーフレーム
レザーフレームは高級感があり、最近流行のヴィンテージスタイルにもよく合います。
ゴージャスでぜいたく感がありますが、豪華さだけにとらわれると他のインテリアとの調和が難しくなることがあります。
また、レザーフレームと言っても本革・合成皮革・人工皮革に分けられます。
それぞれの性質やお手入れの方法が異なるので注意が必要です。
価格は幅広いですが、ベッドフレームに使われているのはほとんどが合成皮革です。
いかがですか?
あなたに合ったベッドフレームは見つかりましたか?
好みのタイプが決まりましたら、今度はネットであなたの決めたタイプのベッドを探してみてください。
たくさんの情報が出てきますのでベッド選びを楽しんで見てください。
では最後にベッドの配置の基本について記載します。あなたの寝室にベッドを置く場合の参考になればと思います。
ベッド配置の基本
ヘッドボードは壁に寄せる
ヘッドボードの背面は見られることを前提に作られていないため見た目が良くありません。
なので、壁に寄せて置くのが良いでしょう。
また頭が壁を向いているほうが落ち着いて眠れます。
ベッド側面を壁に寄せて設置する時でも5~10cmの隙間は確保する
ある程度隙間が無いと掛布団が挟み込めません。
挟み込めないと反対側からずり落ちる形になってしまい、眠りにくくなってしまいます。
また、シーツが取り外しにくいというデメリットもあります。
逆に隙間を開けることによるデメリットとして小さいお子さんがいらっしゃる場合は壁とベッドの間に挟まれないように注意が必要になることがあげられます。
収納家具がある場合は引き出しを引き出すスペースがあるか確かめよう
タンスの引き出しが引き出せるかやドレッサーならイスをひくスペースがあるかなど他の家具が問題なく使えるかを事前にチェックしましょう。
通路幅は50cmは確保しよう
50cmあれば問題なく通ることが出来ます。
通路幅がどれくらい確保できるか確認しましょう。
寝室に色々な家具を配置するより少しでも大きなベッドを置けるように工夫しよう
快適な眠りを最優先に考えるならば、なるべく大きなベッドのほうがくつろげます。
寝室は眠る場所と割り切って他の家具は置かないのがベストでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。
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