スバルしか水平対向エンジンをつくらないのはなぜか?水平対向エンジンの燃費はなぜ悪いのか?ダウンサイジングターボは燃費がいいのか?トルクの大小はどうやって決まるのか?ロータリーエンジンは何がすごいのか?

こんにちは。ジーボです。今回は

スバルしか水平対向エンジンをつくらないのはなぜか?

水平対向エンジンの燃費はなぜ悪いのか?

ダウンサイジングターボは燃費がいいのか?

トルクの大小はどうやって決まるのか?

ロータリーエンジンは何がすごいのか?

の5つについて書きます。

スバルしか水平対向エンジンを作らないのはなぜか?

水平対向エンジンはボクサーエンジンとも言われ、左右に向かい合ったピストンが水平方向に往復するエンジンです。

水平対向エンジンは対となる気筒同士が振動を打ち消し合う働きをするため、振動が少なく上下幅が薄く、低重心であるという優れた利点があります。

しかし、部品点数が多く、排気の取り回しが複雑になるなど生産コストがどうしても高くなってしまうという欠点があります。

また、横方向に空間的な余裕がない為、自動車というパッケージで考えた場合の制約が大きいという欠点もあり、スバル以外は手を出していません。

水平対向エンジンはどうして燃費が悪いのか?

水平対向エンジンは構造上ピストンストロークを伸ばすと横幅が拡大してしまいます。

このため、一定の横幅で排気量をアップするにはシリンダーの内径(ボア)を拡大するしかなく、必然的にショートストロークとなります。

これにより、高回転は得意ですが、低回転ではトルクが低くなる傾向があります。

低回転では燃焼効率が落ちるのでアクセルを余分に踏み込んだり、低いギアで走行することとなり、結果として燃費を悪化させてしまうことになるという訳です。

ダウンサイジングターボは燃費がいいのか?

ダウンサイジングターボとは排気量を小さくすることで燃費を上げ、動力性能の低下は過給機を使って補うものを言います。

輸入車では主流となっている手法ですが、日本車では非主流です。

輸入車の燃費は謳い文句通りに燃費が向上していますが、日本車のダウンサイジングターボ車の燃費はさほど良くありません。

その理由としてはクルマの車重が軽くないことや全域でパワーを出しやすいハイオク指定にしていないことが挙げられます。

ハイオク仕様にしないのは日本の大多数のユーザーが価格の高いハイオクを嫌っているからです。

また、日本の道路事情からストップアンドゴーが多く、思ったほど利点を享受できないという理由もあります。

トルクの大小はどうやって決まるのか?

トルクとは物を回す際、かかった力とその回転軸の中心から力点までの距離をかけた数値で、回転軸に付いた1mの柄の先1kgの回す力(回転力)が加わった時、1kgm(9.8Nm)と表しています。

つまり、エンジンを回転させる力を示しており、数値が大きいほど瞬発力が強く、重たい車でも動かすことが可能であると言えます。

しかし、数値が大きいからと言って速く走れるわけでもありません。速度を出すためには仕事量つまり馬力が必要となります。

ロータリーエンジンは何がすごい?

ロータリーエンジンはピストンエンジンに必要なバルブやカムシャフトがないことが特徴です。

また、ピストンエンジンが往復運動で動力を得るのに対し、回転運動なので高回転まで回しやすいことに加え、構造がシンプルで小型、軽量なことから特に過給機を加えると小さい割に大パワーを得やすいという利点があります。

更に水素などガソリン以外の燃料への転用もしやすいという特徴もあります。

しかし、大きな欠点として燃費の悪さがあり、現在搭載車はありません。

ただし、燃費も低めの一定回転で使えばそれほど悪くなく、小ささと静かさを活かして発電用エンジンとして復活する可能性が高いです。

ちなみに過去にロータリーエンジンを搭載した車はマツダにしかありません。

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