皆さんこんにちは。ジーボです。今回は6月22日に発表、発売のトヨタセンチュリーについて書きます。
既に昨年の東京モーターショーで先行お披露目されていますので、ご存知の方も多いでしょうが、実に20年ぶりのフルモデルチェンジとなります。
こんなに長いモデルチェンジはこの車とスズキジムニーくらいではないでしょうか?
三代目となる今回の車のエクステリアやインテリア、先進安全装備など細かい点についても紹介したいと思います。
エクステリアはキープコンセプト
ボディサイズは全長5335mm(現行モデル+65mm)、全幅1930mm(現行モデル+40mm)、全高1505mm(現行モデル+30mm)とひとまわり大きくなった印象です。
ホイールベースについても65mm延長されています。
フロントマスクは四角いLEDヘッドライトと格子のラジエータグリルが特徴です。
文字で表現すると現行モデルとほぼ同じなのでキープコンセプトなのですが、現行モデルよりスッキリとした感じになっています。
ボディの側面においてはフロントフェンダーとリアエンドを結ぶ直線が入っています。
後部はCピラーが立ててあり、ボクシーな感じです。リアのコンビランプは円筒形のレンズを用いています。
この感じ、古めかしい感じですが、ジーボはとても好きです。
これでフェンダーミラーなら言うことなしなのですが今回フェンダーミラーは無いのかもしれません。
カラー
色は神威(カムイ)とよばれるエターナルブラック、飛鳥(アスカ)とよばれるブラキッシュレッドマイカ、摩周(マシュウ)とよばれるシリーンブルーマイカ、精華(セイカ)とよばれるレイディエントシルバーMの4色があります。
神威は現行モデルの名前をそのままに色を刷新、飛鳥は完全なニューカラーになります。
インテリア
インテリアではインパネやドア、天井にまで木目調ガーニッシュ貼られています。
ナビ画面を兼ねる中央のディスプレイは現行の7インチから11.6インチに拡大されています。
この他、後席アームレストには7インチのタッチパネル式操作画面、4座独立にコントロールできるエアコン、スマートキーなどが採用されています。
この他には20スピーカー、後席用ディスプレイ画面11.6インチも標準装備されています。
シートはファブリックが標準で、本革はオプションとなっています。
ファブリック表皮の色はグレー、ベージュ、ダークブラウンから選択でき、これに合わせてライトブラウンの木目調ガーニッシュが組み合わされます。
本革シートではブラックとフロマージュがあり、木目調ガーニッシュはライトブラウンとシルバーが組み合わされます。
パワートレイン
パワートレインも注目です。現行までは国産唯一のV12エンジンでしたが、新型は5ℓV8ハイブリッドとなります。
センチュリーで電動化技術が採用されるのはこれが初めてになります。
エンジンは381馬力、トルクは52.0kgm、電気モータは224馬力、トルクは30.6kgmです。
ハイブリッドということもあり、JC08モード燃費は現行7.6km/lから13.6km/lと大幅に向上します。
安全性
安全面も向上します。
フードには歩行者が衝突した際の障害を抑えるポップアップ機能が搭載されており、運転席ニーエアバッグも採用されています。
また、先進安全装備として単眼カメラとミリ波レーダーによるセーフティセンスが標準搭載されます。
但し、夜間歩行者検知については未サポートということです。
新車なのになんで?
昨年の東京モーターショーにはもう出来上がっていた車だからですかねぇ。
そんなに簡単には変えられないんでしょうか…
それでも対車両は約10~180Km/hの範囲内で、対歩行者は約10~80km/hの範囲内で自動ブレーキが作動します。
その他、車線逸脱警報と自動ハイビーム、ブラインドスポット警告、後方を横切ろうとする車を検知するリアクロス・トラフィック警告、クリアランスソナー、バックソナーを併用して行うパーキングサポートなども装備されます。
更に地図情報を利用して最適なシフト制御が行われるナビAI-AVS、トラクションコントロールや横滑り防止装置などが統合制御されるVD-Mも採用されています。
終わりに
価格ですが、1960万円だとか。
ジーボのような庶民には縁遠い存在ですね。
でもエクステリアのデザインはとても好きです。
今後数々のVIPを載せて活躍するのでしょうね。
一度は乗ってみたいもんです。もちろん後部座席にです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。