皆さんこんにちは。ジーボです。先日の日曜日、5月13日は母の日でした。そこで今回はおかあさんの絵本を3つ選んでみました。
おかあさんだもの
まず最初のお話は2012年発行、サトシンさん作、松成真理子さん絵の「おかあさんだもの」です。
この本の作者サトシンさんは「おてて絵本」の発案者だそうです。
さて、このお話はサトシンさんがおかあさんたちと会うたびに出産の日の体験、見たこと、思ったこと、家族や周りの人たちと会話したことなどを聞きまくり、集めた体験談をベースにして作り上げた作品です。
なので、サトシンさんはたくさんのおかあさんたちとの合作であると言っています。
お話は出産の日に赤ちゃんが生まれるまでの思い出を語っているものです。
我が子が生まれた日の出来事はおかあさんにとっても、家族にとっても、そしてお子さん自身にとっても大事な思い出だと思います。
たくさんのおかあさんたちがつらい時やかなしい時、お子さんが生まれた日の感動を思い出すと、またがんばれると言っています。
まだこの本を読んだことがないおかあさん方はこの本を読んで自分の子が生まれた時の感動を思い出してください。
そして、その時の事をお子さんに話してあげてください。
おとうさんもその時の思いを話してあげてください。
お子さんたちは自分がどれほど愛されて生まれてきたかを知ることができるでしょう。
お話の最後はこのことばで終わっています。
「あの日のことを思い出せば、だいじょうぶ。だって、おかあさんだもの。」
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おかあさんになるってどんなこと
続いてのお話は2004年発行、内田麟太郎さん文、中村悦子さん絵の「おかあさんになるってどんなこと」です。
このお話はウサギのモコちゃんと、ともだちのターくんが主人公です。
モコちゃんは自分の持っているお人形をこどもにして、「わたし、きょうはこの子のおかあさんになるの」といいます。
そしてターくんといっしょになっておかあさんになるってどんなことかを考えます。
自分がおかあさんにしてもらったことなどの思い出から想像していきます。それは、自分がおかあさんから愛されていることを知ることになりました。
モコちゃんもターくんおかあさんのことが大好きだから、おかあさんのことをよく見ています。
実際のお子さんたちも親の行動をよく見ていると思います。うかつな行動はとれませんね。
この本は4歳~5歳向けのお話です。読み聞かせをしたあとにおかあさんのどんなところが好きか聞いて見ると良いと思います。
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おかあさん、げんきですか。
最後のお話は2006年発行、後藤竜二さん作、武田美穂さん絵の「おかあさん、げんきですか。」です。
このお話はまさに母の日を題材にしたものです。
年長さんから小学校低学年の子供たち向けのお話だと思います。
主人公は小学校4年生のぼく。学校の授業で母の日におかあさんへかんしゃのてがみをかくことになり、ぼくは日ごろから思っていることをおかあさんにぶつけます。
とくにへやをかってにそうじされて、だいじなガラクタをぜんぶすてられたことにひどくおこっていることをつたえました。
ガラクタにはいろいろなおもいでがつまっていることをひとつひとつつたえます。その中にはおかあさんとのおもいでもありました。
おかあさんとのおもいでを思い出したぼくは心から感謝の気持ちをつたえています。
このお話をよんだ子どもたちもおかあさんとの良いおもいでに気がつくかもしれませんね。
考えただけでもあったかい気持ちになります。
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あとがき
皆さんの母の日はどんな日だったでしょうか?
子どもたちがいつまでもおかあさんへの感謝の気持ちを忘れないでいてほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。