絵本【いいものひろった】なかのひろたかさん作…きつねさんはうれしさ半分、【みんなのすきな学校】シャロン・クリーチさん文…犬のビーンズがおもしろい。

皆さんこんにちは。ジーボです。今回は2つのお話を紹介します。

いいものひろった

最初のお話は1990年発行、なかのひろたかさん作、二俣英五郎さん絵の「いいものひろった」です。

表紙にはくまさんときつねさんの絵本と書かれていて、その通りお話にはこの二匹以外は登場しません。

くまさんが川にのぼってきたサケをたくさんとり、1ぴき 1ぴき竹にとおしてせなかにかついで、ごきげんでいえに帰る途中、きつねさんに会います。

くまさんからサケはまだたくさんいるからきつねさんもいってっみるといいと言われました。けれどもきつねさんはかわへはいってサケをとることはできません。

くまさんをうらやんで見送った きつねさんでしたが、くまさんのかついだ竹から1ぴき、また1ぴきとサケがするりとぬけおちるのを見つけました。

気がつかない くまさんをいいことに1ぴき、また1ぴきとサケをかつぐ きつねさん。そして…

くまさんときつねさんの性格

二俣さんの絵はかわいいとまではいきませんがとてもあたたかな感じのする絵です。

絵からくまさんのおおらかな性格やきつねさんのひょうきんな様子がよく伝わってきます。

おおらかなくまさんは結果オーライでごきげんな一方、きつねさんはどん欲に良いことを求め続けるけど結果として満足感はちょっぴりという対比もおもしろいです。

興味が湧いたら読んで見てください。

みんなのすきな学校

続いてのお話は2003年発行、シャロン・クリーチさん文、ハリー・ブリスさん絵、長田 弘さん訳の「みんなのすきな学校」です。

このお話の主な登場人物は校長先生のキーンさん、学校のちかくの大きな木のすぐそばの家に住んでいるティリーとその弟と犬のビーンズです。

さて、お話ですが、校長先生のキーンさんは自分の学校が大好きでした。

最高の子どもたちと最高の先生を誇りに思っていました。

ある時、キーンさんはみんなに大好きな学校に土曜日もくるようにと演説をしました。

先生も子どもたちも土曜日に学校へ来たくありませんでしたが、だれもキーンさんに言えませんでした。

そして次の月には日曜日、その次の月には祭日、さらには夏休みまで学校にくるように言い出します。

先生も子どもたちも日曜日も祭日も夏休みも学校へ来たくありませんでしたが、やっぱりだれもキーンさんに言えませんでした。そして…

学校だけが学びの場ではない

このお話は学校で学ぶことだけが全てではないことを示しています。

学校が大好きな子であっても休みなく学校に行き続けないといけないとなるとやはりつらくなるのではないでしょうか?

日曜などの休日に変化があるからこそ学校生活も充実するものだと思います。

校長先生は最高の学校になっているのも日常生活という変化があるからだということに気が付けなかったのですね。

作者は「勉強は大事だけど草原に寝そべって、雲をながめるのも大事」と言っています。

そのことを理解しているからこそ、このお話が書けたのだと感じました。

最後になりますが、犬のビーンズの絵が最高におもしろいです。(お話には何の関係もありませんが…)

これを見るだけでもお子さんは大喜びでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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