皆さんこんにちは。ジーボです。今回は5月の自動ブレーキ情報として2つの話題を取り上げます。どちらもトヨタの話で関連しているので1つの話題と言ってもいいくらいです。
新型クラウンが6月中旬ごろに発表、次世代セーフティセンスも装備
新型クラウンが6月中旬ごろに発表されるようです。
詳しい内容は発表を待つとしてここでは先進安全装備についてのみ取り上げます。
先進安全装備はこれまでのセーフティセンスPから次世代セーフティセンスに変わります。
機能の内容は自転車検知と夜間の歩行者検知の他にも自動ブレーキが作動した際の速度低減量が対車両で約40km/hから約50km/h、対歩行者で約30km/hから約40km/hにそれぞれ10Km/hずつ増えます。
また、レーダー式クルーズコントロール使用時に車線逸脱を防ぐために車線維持を支援するステアリングの操舵を行うレーントレーシング・アシスト、カメラが認識した交通標識をディスプレイに表示し、ドライバーに注意を促すロードサインアシストなどがあります。
このほか先行車発進お知らせ機能も付いています。
更に誤発進を抑制する機構であるインテリジェントクリアランスソナーは障害物を検知しているにもかかわらず停止せずに進み続けると自動ブレーキが作動し衝突を回避します。新型クラウンでは後退時にも適用され、車の後ろを横切る歩行者を検知して自動ブレーキが作動するようです。後退時に障害物だけでなく歩行者に対しても反応する点がすばらしいです!!。
ちなみにLEDヘッドランプの標準化に合わせて自動ハイビームも装備されます。
ここまでが全車標準装備で上級グレードでは照射範囲が制御されるアダプティブ・ハイビームも装備されます。
また、オプション機能としてブラインドスポット警告やリアクロス・トラフィック警告が装備できます。
さすがクラウン、安全装備も至れり尽くせりといった感じです。
年内にトヨタセーフティセンスへの一本化完了へ
トヨタが珍しくといっては失礼ですが、新世代セーフティセンスへの切り替えを年内にも完了させる方針のようです。
新世代への切り替えは新規モデル、フルモデルチェンジ、マイナーチェンジ追加モデル設定などのタイミングで実施します。
4月3日のアクア、5月7日に一部改良するC-HR、5月31日に一部改良するヴィッツ、6月には新型クラウン、カローラスポーツでの採用が決まっています。
その後は7月にシエンタ、11月にプリウスのマイナーチェンジが予想されており、これらも採用の予定です。
ここに出てこない車種については切り替えがいつ行われるかは今のところ不明です。
また、根拠は示せませんが、タンク、ルーミーは対象外となるでしょう。というのも、現行でもセーフティセンスCではなくスマアシⅡだからです。変更されてもスマアシⅢになるくらいだと思います。
昨日も書きましたが、ジーボとしてはノア・ヴォクシー・エスクァイアにいつ採用されるかがとても気になります。今後に注目です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、またの機会にお会いしましょう。