本にまつわる絵本【どんぐりむらのほんやさん】なかやみわさん、【フランクリンの空とぶ本やさん】ジェン・キャンベルさん、【カモシカとしょかん】魚瀬ゆう子さんを紹介。

皆さんこんにちは。ジーボです。今回は本にまつわるお話を3冊選びました。

「どんぐりむらのほんやさん」「フランクリンの空とぶ本やさん」、「カモシカとしょかん」の3冊です。


どんぐりむらのほんやさん

まず最初のお話は2014年発行、なかやみわさん作の「どんぐりむらのほんやさん」です。この本はどんぐりむらシリーズの一冊です。

どんぐりむらのほんやさんは、ほんやさんにあるほんのないようをすべておぼえているてんちょうさんに、てんちょうさんをそんけいしているはいたつがかりのこなろう、おはなしかいでこどもたちによみきかせをするかかりのまんまるめがねのくるんの3つぶでおしごとをしています。

この本は日常の仕事の中で起きた出来事を通して、こなろうやくるんが成長していくお話となっています。

ジーボはどんぐりむらシリーズは初めて読みますが、とても暖かい感じのするお話だと思いました。また、てんちょうさんもこなろうくんもくるんちゃんも仕事熱心で本当に本が大好きなことが伝わってきました。

きっとどんぐりむらシリーズに出てくる他のお店やお仕事をしている人たちもみんな、自分の仕事が大好きなのだろうなと想像できます。

そんなお話を通して子どもたちが色々な仕事に興味を持ってくれることを作者も願っているのではないかと思いました。

また、このほんやさんの買い物袋にはこう書いてありました。

「あなたがとっておきの1さつにであえますように」

ジーボも子どもたちが色々な本を通してとっておきの本に出合う日がくることを願っています。


フランクリンの空とぶ本やさん

続いてのお話は2018年発行、ジェン・キャンベルさん文、ケイティ・ハーネットさん絵、横山和江さん訳の「フランクリンの空とぶ本やさん」です。

フランクリンはいわあなに住む本が大好きなドラゴンです。フランクリンは自分の本を町の人達にも読んでもらいたいと思っていますが、みんな怖がって逃げてしまいます。そんなある日森でルナという女の子に出合い、ともだちになります。そして二人(一人と一匹)はあることを思いつきます。それは…

フランクリンがドラゴンの名前であることに驚きました。表紙の挿絵を見ればドラゴンが出てくるのは想像できますが、フランクリンという名前が付いているのは意外でした。

そしてそのドラゴンが本が大好きだなんて!!

ただただ驚きの連続です。

心優しい怪物が登場するお話はいくつもあると思いますが、名前が付いているのは珍しいと思います。また、心優しいだけでなく、本が好きというような設定も珍しい。

本を題材にしたのは作者が過去に書店で働いていたことや、大学で英文学を学んでいたことがベースにあるのだと思いました。

本を通してのドラゴンと町の人達との交流は一人の女の子の外見にとらわれない行動から生まれています。

大人になるとそれまでの経験から判断して、思い込みで判断してしまう傾向が多々あります。このお話はそんな思い込みが生んだエピソードではないでしょうか?

この本を読んで子どもたちに外見だけで判断せずに相手のことを理解するように行動することを進めているように思いました。


カモシカとしょかん

最後のお話は2009年発行、魚瀬ゆう子さん文、水上悦子さん絵の「カモシカとしょかん」です。

この本もおもしろいです。驚きです。「カモシカとしょかん」ってどんなお話なんだろう?

そう思ってなにげなく後ろのあとがきを先に読んでしまいました。

そうしたらびっくり!!

この本のお話は実際にあったお話だったのです。

富山県にある中新川郡舟橋村は日本でもっとも面積の小さい市町村。そこに舟橋村立図書館があります。2008年の7月3日に国の天然記念物であるニホンカモシカが玄関から入ってきたのです。自動ドアがちゃんと開き切るのを待ってトコトコと入っていきました。

よっぽど絵本が読みたかったのでしょうか?

図書館の10周年のお祝いにやってきたのでしょうか?

人々は色々な感想を持ちながらカモシカくん(お話ではカーモくん)のことを思っていました。

そんな気持ちも取り入れながら、この絵本が作られました。

現実と空想の入り混じったお話ですが、とても心がなごみます。

ぜひ、お子さんにも「本当にあった話なんだよ!!」と教えて読んであげてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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