春の絵本4冊と掘るの(?)絵本1冊を紹介。お花見に野原に新しいともだち。

皆さんこんにちは。ジーボです。今回は今の季節にちなんだお話を紹介します。

おべんともっておはなみに


まず最初のお話は2007年発行、こいでやすこさん作の「おべんともっておはなみに」です。もうすぐジーボの地域でもお花見ができるようになります。皆さんの地域ではいかがでしょうか?もうお花見をされた方もきっといらっしゃるでしょうね。

このお話はとてもテンポが良く飽きのこないお話作りがされていると感じました。主人公はきつねのきっこ。その友達のいたちのちいとにい、そしてふくろうのろくすけ、ここにろくすけが子守りをしているうりぼうたち5匹が加わってお花見をします。

うりぼうたちはやんちゃな盛りで目が離せません。お話のテンポが良いのは、うりぼうたちがそれぞれで勝手な行動をとらないようにするため、きっこが次々と色々な遊びを思いついて勧めるからなのです。この本を読み聞かせしても飽きる子はいないのではないかと思います。おべんとうや楽しい遊びの詰まったこの本をお子さんに読んであげてください。そしてお花見に連れて行ってあげてください。喜ぶと思いますよ。

うさぎのおうち


続いてのお話は2004年発行、マーガレット・ワイズ・ブラウンさん文、ガース・ウィリアムズさん絵、松井るり子さん訳の「うさぎのおうち」です。登場するのはこうさぎとこまどりとかえる、そしてあまりなじみのないグランドホックという動物です。グランドホックはリス科の動物でウッドチャックとも呼ばれるようです。北アメリカに広く生息しています。

さて、お話ですが、春がやってきた野原に主人公のこうさぎが自分のおうちを探しにやってきます。それぞれの動物たちのおうち(巣)を見ながら自分のおうちになるか品定めをしながら野原を駆けまわります。うさぎにとって理想のおうちとはいったいどんなおうちでしょうか?お子さんと話しながら読み進めると良いと思います。ガースさんの描く動物達はリアリティがありながらも人間的な表情をしていて親しみやすいものになっています。春の野原の絵も生き生きと描かれていて、さんぽに出かけたくなります。散歩には良い季節になってきましたね。

 ともだちがほしいの


新学期とともに環境ががらりと変わる子どもたちも多いと思います。そんな子どもたちに読んで欲しい一冊です。2004年発行、柴田愛子さん文、長野ヒデ子さん絵の「ともだちがほしいの」です。主人公のふうこちゃん、子どもたちの遊び場”あそび島”の近くに引っ越してきました。毎日かようことにしたのですが、知らない子どもたちと遊ぶのがちょっぴりこわくて、毎日ひとりで本を読んでいました。ひとりぼっちで、まるで迷子のように。でも本当はともだちがほしかった。ある日勇気を出してはるこちゃんに声をかけた。「はるこちゃん…いっしょにあそぼう!」

新しい環境になると、それまでの友達と離れ離れになって、ふうこちゃんのように孤立することがありますよね。引っ込み思案で人見知りのジーボにも身に覚えがあります。そんな時に勇気をだして自分からみんなの中に入っていけるように勇気づけてくれます。環境が変わるお子さんがいらっしゃる方はぜひ読んでお子さんを勇気づけてあげてください。

ふうとはなとたんぽぽ


次のお話は2011年発行、いわむらかずおさん作の「ふうとはなとたんぽぽ」です。いわむらさんは14ひきのシリーズで有名ですね。

主人公は小さな子ウサギのふうとはなです。このほかにてんとう虫と蝶のべにしじみ、蜜蜂が登場します。ふうとはなはまだお母さんのおっぱいをのんでいるようなちいさな子ウサギです。二匹は野原へ遊びに行きました。はなが、黄色い花を見つけて話しかけると、てんとう虫がこの花がたんぽぽであることを教えてくれます。そして、たんぽぽが新しい種を実らせて新しい命を生むこと、風が種を運んでいくこと、それは命を運ぶことだと話します。春の野原にたんぽぽの綿毛が飛び。その中でてんとう虫やべにしじみ、蜜蜂が歌いながら飛んでいます。「たんぽぽ、ぽぽぽ、ぽ ぽ ぽ」ふうとはなも一緒に歌いながら駆け出します。その風景はとても幻想的に見えました。

淡いパステル調の絵はとても暖かい春の日のイメージです。この本は小さなお子さんに読み聞かせしていただきたい一冊です。タンポポやてんとう虫や他の生き物に対するふうとはなの好奇心は、まるでこの本を見ている子どもたちの好奇心と重なる感じです。「ふうはげんきなかぜのこと、はなはきれいなはなのこと。あたらしいいのちをうみそだてるの。」こう言ってふうとはなに話しかけるお母さんの言葉には深い愛情が感じられました。ひょっとしたら、この本を読んだ後にお子さんから自分の名前にはどんな意味があるのか、質問されるかもしれませんね。

さつまのおいも


さて、ここまでは”はる”にちなんだお話を紹介してきました。が、最後に少しユーモアをきかせて”ほる”にちなんだお話を紹介します。1995年発行、中川ひろたかさん文、村上康成さん絵の「さつまのおいも」です。この本はジーボの地域に中川さんが講演にいらした時に買った本です。裏表紙に直筆のサインまでいただいた、思い出の本です。中川さんについて少し話しますと、元はある保育園で保父さんをされていたそうです。子供も大人もおもしろい「トラや帽子店」というバンドのリーダーとしても活躍されていました。「みんなともだち」や「おーいかばくん」など、歌も有名です。

では、お話に入りましょう。お話の前半はおいもの生活について書かれています。人間と同じように生きているよと書いています。体も鍛えています。なぜだかわかりますか?それは子どもたちがおいもほりにやってくるからです。おいもたちと子どもたちのつなひきが始まりました。おいもたちもがんばりましたが、子どもたちが勝ち、おいもを掘り出します。掘り出したおいもはさっそくやきいもにして食べます。ここからがクライマックス。読み聞かせを楽しんでいた子どもたちは大爆笑まちがいなしです。どこがそんなにおもしろいかって?そこは本を読んで確かめてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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