絵本「ふたごのゴリラ」を紹介。ふしはらのじこさん文、絵。子は親から学んでいる。

 皆さんこんにちはジーボです。今回のお話は2015年発行、ふしはらのじこさん文、絵の「ふたごのゴリラ」です。

はじめに

 この本に出てくるゴリラは東ローランドゴリラと言い、世界でコンゴ民主共和国の東部にだけ生息しているということです。ゴリラで双子が生まれるのはとても珍しいそうですが、コンゴ東部のカフジ・ピエガ国立公園で双子のゴリラが生まれ、元気に育っているのだそうです。この本のお話はその双子のゴリラをもとに創作されたようです。

あらすじ

 お話の内容はふたごのゴリラ、マパとパサの家族の日常生活を描いています。ある時、マパとパサは家族の群れからはぐれてしまい、夜になってしまいます。見たことのない動物たちがいるジャングルで不安な中、お母さんが、他の動物達が近くにいるときは木の上に寝床を作っていたことを思い出し、二匹で寝床を作りました。一晩中二匹は寝床で眠れない夜を過ごし、次の日の朝、お母さん達を捜そうとしていたところへお父さんが捜しに来てくれ、無事に群れに変えることが出来ました。

注目点

 このお話でジーボが注目したのは次の二点です。一つはマパとパサが木の上に寝床を作るシーンです。お母さんが日頃行っていた寝床作りを見よう見まねで作り上げました。子供は見ていないようでも親のしていることをしっかり見て学んでいるのだなと感じました。人間の子供たちもまた、一番身近な父親、母親の姿を見ているのだと思うと、うかつな行動はできないなと思いました。

 2つ目は父親の偉大さです。普段は静かに見守っていますが、いざという時には、父親自ら行動し、家族を守るというお父さんゴリラの姿です。ジーボにはまぶしい姿でした。お話のように有事の際に、家族をしっかりと守ることができるかというと正直全く自信がありません。そういう意味で考えさせられるお話でした。

 また、子供目線で見るなら、マパとパサの冒険をドキドキしながら見て、最後にお父さん、お母さんに会えて、ああ、よかったと思える、とても感動的なお話になっていると思います。

さいごに

 このお話を通じて作者が訴えたかったことはなんでしょうか?人間に最も近い存在であるゴリラの家族を通して、子は親の背中を見て育つのだということ、共に助け合うことで困難を乗り越えていけること、父親や母親としてどうあるべきかを問うているようにも思えました。皆さんはお子さんの手本となるような行動が取れていますか?そんなことを考えながらこの本を読んで見るとまた違った感じを受けると思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。では、またの機会にお会いしましょう。

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