絵本「どんぐりのき」を紹介。亀岡亜希子さん作。信じ続ければきっと応えてくれますよ。

皆さんこんにちはジーボです。今回のお話は2008年発行、亀岡亜希子さん作の「どんぐりのき」です。

あらすじ

もりをぬけたはらっぱに、まだわかいどんぐりの木がはえていました。どんぐりの木はことしはじめてどんぐりをつけました。

「ああ、だれかぼくのどんぐりをたべにきてくれないかな」

そこへリスがやってきました。どんぐりの木はリスにどんぐりをたべてくれるようにたのみます。リスがどんぐりをたべてみると、まずくてたべられませんでした。リスがたべたどんぐりはまだあおいどんぐりだったからでした。そうとはしらないどんぐりの木はすっかりじしんをなくしました。じぶんのどんぐりがまずいとおもえばおもうほどどんぐりのにがみはましていきました。

にがくて かたい どんぐりやい♫

にても やいても たべられん♪

もりのどうぶつたちはうたいました。いつしかどんぐりの木は、どんぐりをつけなくなってしまいました。

すう年がすぎたころ、ゆきどけのもりにリスが一ぴきやってきました。どんぐりの木を見てすっかり気に入りました。リスはこのどんぐりの木にすむことにしました。木にはちょうどいいあなもあり、とりあえずリスはあなに入って一休みしていると、ぽいっとほうりだされました。リスがきらいだというどんぐりの木にたいして、リスはどんぐりの木にすみたいともうしでます。かってにしろというどんぐりの木。リスはけろりとしてあなのなかへもどりました。

あさになり、目をさましたリスはおもわずこえをあげました。

「ほうら、おもったとおり、どんぐりの木さんあんたからのながめはさいこうよ!」

どんぐりはだまったままでした。

リスはおおはりきりでいえづくりにとりかかりました。とびらやまどをつくり、そうじをしていえがかんせいしました。いえがかんせいするともりのどうぶつたちがやってきて木のまわりはいっきににぎやかになりました。どんぐりの木はいつもだまっていましたが、はるになるとまどべをはなでかざってくれました。ひざしのつよい日ははっぱのひかげを、あめのつよい日は、はっぱであまどをつくってくれました。

そんなある日のこと、おきゃくの二ひきのリスがいいました。この木はどんぐりがならないこと、なってもまずいことを。そしてこえをそろえてうたいました。

にがくて かたい どんぐりやい♫

にても やいても たべられん♪

「しつれいね!このきがどんぐりをつけないはずないじゃない。ぜったいおいしいどんぐりなんだから。みてらっしゃい!」

それをきいたどんぐりの木はズキズキッとこころがいたくなりました。

なつがちかづくにつれどんぐりの木の元気がなくなっていきました。そしてとうとう、どんぐりの木はおもい口をひらきました。

「いずれ、きみもでていくんだ。だって・・・・・、ぼくはどんぐりをつけないからね。もりにいけば、もっといい木がいるさ」

「まあ・・・・・」

リスは目をまるくしました。

「どんぐりをつけようがつけまいが、わたしはあんたがすきなのよ」

そして…

感想

一度の失敗(本当は別に失敗していないのですが…)で自信を失ったどんぐりの木は動物たちの心ない歌に心を閉ざしてしまいました。なんだか動物たちからいじめにあっているような感じがしました。しかし、どんぐりの木を心から信じるリスと出会えて徐々に心を開いていきました。そして信じてくれているリスに報いようとします。

やっぱり信じてもらえることで強くなれるのでしょうか?信じてあげること、信じ続けることって大切だなぁとこの本を読んで感じました。今は報われなくても信じ続けていけばきっと応えてくれる。そう感じたジーボでした。

では、またの機会にお会いしましょう。

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