絵本「みんなだいじななかま」を紹介。中村文人さん作。なかまとともに生きるよろこび。

皆さんこんにちはジーボです。

今回のお話は2007年発行、中村文人さん作、狩野冨貴子さん絵の「みんなだいじななかま」です。

あらすじ

 山をいくつもこえ、つりばしをわたるとサルたちの村がありました。村ではリーダーのジローやいもうとのももこたちが、なかよくくらしていました。

 ある日、村の入り口に1ぴきのオオカミが足をけがしてたおれていました。リーダーのジローはすぐいえにはこぶようみんなにいいました。みんなはオオカミを村に入れることをしんぱいしましたが、ジローはけがをしているおおかみをほおっておけず、みんなをせっとくしました。みんなはしかたなくオオカミをジローのいえにはこびました。オオカミのそばに2つのたけぶえがおちているのをももこが見つけました。

 オオカミはねむりながらときどきくるしそうなこえをあげました。そしてなんにちかすぎてやっと目をさましました。ジローがちかづこうとすると、オオカミはきゅうにおきあがり、なにかをさがしはじめました。

「ない、ない!……おまえたちがとったのか?」

オオカミはきばをむきました。

 そのとき、ももこがちかづいていきオオカミにたけぶえをわたしました。

「あたし、ももこ。オオカミさんのおなまえは」

「お、おれ、ハヤトだ」

ももこはまいにちハヤトのせわをしました。ハヤトも、ももこにだけははなしをするようになりました。ハヤトはたけぶえがおとうさんとおかあさんのかたみであること、おとうさんとおかあさんがしんでからずっとひとりぼっちなことをさみしそうにももこにはなしました。ももこはこのサルの村でくらそうといいました。

 やがて、すこしあるけるようになったハヤトはそとにでてみました。みんながともだちになってくれるか、ふあんにおもいながらもゆうきを出してさるにこえをかけました。

「こ、こんにちは」

「……」

「こんにちは!」

「……」

だれもこたえてはくれませんでした。

♫ヒュールルーヒュールルー

 ハヤトがひとりでたけぶえをふいているとももこがやってきました。さびしいねいろだというももこにハヤトはおとうさんとおかあさんがふたりでふくととてもきれいなねいろだったとはなしました。ももこはじぶんとふたりでたけぶえをふいてみようとさそいました。ハヤトは小さいほうのたけぶえをももこにわたし、ふたりでいっしょにふいてみました。

♪ピーピルルルルピーピーピルルルル

きれいなねいろがしました。ハヤトはとうさんとおかあさんがふいたときとおなじようにかんじました。そしてももこに小さいたけぶえをあげました。

 つぎの日、ゲンタたちがハヤトのところへやってきて、村を出ていってくれとたのみました。ジローはまだけががなおっていないとゲンタをとめましたが、ハヤトはおとなしくにづくりをして村を出ていきました。

 ハヤトがさってまもなく大きなかみなりがやまにおちてやまかじがはっせいしました。ジローはみんなに村をまもるために火をけそうとします。しかし、火のいきおいがつよくどんどんもえひろがります。しかたなく、つりばしをわたってむこうのやまににげるようにみんなにいいました。ところがももこがやまからもどっていないことに気がつきました。ももこはどうなってしまうのでしょうか?

感想

知らない団体にひとり入れられたら、心細いでしょうね。ジーボは人見知りなので同じ状況になったら途方に暮れます。ましてや歓迎されないでいるのですからなおさらです。とても居心地が悪いでしょう。そんな中でも友好的なももこやジローがいることはハヤトにとっては救いになったと思います。山火事の後どうなったかはこの本を読んでいただきたいと思います。ヒントとしてあとがきの言葉を書いておきます。

心がかよいあう友達は子供たちが困難を乗り越えて生き抜いていくための大きな力となります。

オオカミのハヤトのように強くてもひとりぼっちで生きるには人生はあまりにも長く険しい道のりです。

この物語のハヤトとももこの心の交流を通して、子どもたちが友達を作る素晴らしさや、いろいろな友達や個性を大切にしてたくさんの仲間と共生する楽しさを感じてもらえることを願っています。

うーん。すばらしい。こういう感想が書ければ良いのですが、未熟でまだ書けないです。

では、またの機会にお会いしましょう。

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