絵本 やなせたかしさんの「ハルのふえ」を紹介。音楽を楽しむ人と動物たち。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は2009年発行、やなせたかしさん作の「ハルのふえ」です。

やなせさんはアンパンマンで有名ですね。

このほかに歌「手のひらを太陽に」の作詞もなさっています。

あらすじ

たぬきのハルはにんげんにばけるのがじょうずです。

そして草ぶえをふく名人でした。

森のどうぶつたちは「ハルのふえ」が大すきでした。

あるあさ、草ぶえをふきながらあるいていたハルは森の入り口でにんげんの赤ちゃんをひろいました。

赤ちゃんはいまにもしんでしまいそうによわっていました。

ハルはにんげんにばけて赤ちゃんのおかあさんになることにしました。

たぬきみるく、たぬきぱん、たぬきうどん、たぬきそばなどおいしいものをたべて赤ちゃんはすくすくと大きくなっていきました。

名まえはパルとつけました。

ハルはまい日草ぶえをパルにおしえました。

パルはハルにまけないくらいじょうずにふけるようになりました。

パルはいまでは森の人気ものです。

ハルがいそがしいときはパルはひとりで草ぶえをふいてあそんでいました。

ある日、白いひげをはやしたたび人が木のかげでパルの草ぶえをきいていましたが、かばんの中からクラリネットをとり出すと草ぶえにあわせてふきはじめました。

パルはびっくりしましたが、クラリネットがとてもじょうずに草ぶえにあわせたのでたのしくなり、そのままふきつづけました。

それはゆめのような森の音がくかいでした。

たびびとはえんそうがおわるとパルのいえをたずねてハルにあいました。

たびびとはチョコパンという音がくかでパルの草ぶえをきいて、パルをりっぱな音がくかにするのであずからせてほしいとハルにたのみました。

ハルはかわいいパルとわかれるのはしぬほどつらかったのですが、パルはにんげんでじぶんはたぬきだからパルをにんげんのせかいへかえしたほうがいいとおもいました。

そしてもしパルがつらくてにげかえってくることがあればむかえてあげられるようにずっとにんげんにばけていようとけっしんしました。

そしてなんどか花がさき、花がちってとしがすぎました。

音がくかのチョコパンはパルにフルートをおしえました。

フルートのべんきょうはきびしく、つらかったのですが、さみしくなるとハルのことをおもいながら草ぶえをふくとふしぎにげん気になれました。

パルはチョコパン先生もおどろくほどじょうたつしました。

パルがえんそうかいをひらくと、いつもまんいんです。

にんげんだけでなく、とりやどうぶつもあつまってきました。

パルはフルートのてんさいとしてゆうめいになりました。

ある日パルはもりのおかあさんをよんでいっしょにくらそうおもい、むかえにいくたびに出ました。

ハルはひさしぶりにパルにあいました。

むかしのようにおいしいたぬきうどんをたべてからパルはハルに町にいっていっしょにくらそうとさそいます。

けれどもたぬきであるハルは町でくらすことはできません。

そして…

感想

すてられた赤ちゃんとたぬきのふれあいを草笛という音楽を通して描いているところが印象的です。

音楽によって人も動物も引き寄せられ、みんなが楽しめる。

考えただけでも感動します。

やなせさんは絵本作家であるけれども、音楽もとても愛していたのではないかと思いました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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