絵本「三びきのやぎのがらがらどん」を紹介。ノルウェー昔話。二ヤギ追うものは一ヤギも得ず。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話はアスビョルンセンさんとモーさんが編纂したノルウェーの昔話集から「三びきのやぎのがらがらどん」です。

本は1965年の発行、絵はマーシャ・ブラウンさん、訳はせたていじさんです。

あらすじ

むかし三びきのヤギがいました。

名まえはどれもがらがらどんといいました。

あるとき山のくさばでふとろうと山へのぼっていきました。

とちゅうのたにがわにはしがあって、そのはしの下にはきみのわるいトロルというかいぶつがすんでいました。

山のくさばにいくにはそのはしをとおらなくてはなりません。

はじめにいちばん小さいがらがらどんがはしをかたことわたりはじめました。

「だれだ、おれのはしをかたことさせるのは」

とトロルはどなり、いちばん小さいがらがらどんをひとのみにしてやるといいます。

いちばん小さいがらがらどんは小さいじぶんをたべるより、あとからやってくるずっと大きい二ばんめヤギのがらがらどんのほうがおなかいっぱいたべられるといい、トロルにみのがしてもらいます。

しばらくして二ばんめヤギのがらがらどんが、がたごとがたごとはしをならしてやってきました。

「だれだ、おれのはしをがたごとさせるのは」

とどなり、二ばんめヤギのがらがらどんをひとのみにしてやるといいます。

二ばんめヤギのがらがらどんもまた、すこしまてばもっと大きいやぎのがらがらどんがやってくるのでそっちのほうがおなかいっぱいたべられるといい、トロルにみのがしてもらいました。

そして…

感想

ジーボがこのお話を知ったのは我が子の保育園の出し物でした。

それまでは全く知らなかったのですが、随分昔からある絵本のようですね。

保育園の出し物では園児一人一人が がらがらどんになって自分の名前を言ってから、先生扮するトロルを退治するというものでした。

お話を知らなかったジーボは何のことかよくわからずに我が子が元気に名前を言うところだけ楽しんで見ていました。

その後、我が家でこの本を買い、話を理解しました。

それにしてもこのトロル、悪い怪物なのでしょうが、このお話の中では少しかわいそうな気もします。

それが、この本の冒頭にある「アン・キャロルとトロルに捧げる」という文につながるように思いました。

一番目と二番目のがらがらどんはうまく頭を使ってトロルから身を守るのに成功しました。

トロルはなぜ一番目と二番目のがらがらどんをみのがしたのでしょう?

ジーボは山でふとっておりてきたところでひとのみにしてやるつもりだったのではと思いました。

そこで教訓です。

「自分ではかなわない相手でも知恵を使えば切り抜けられる。」

「二兎追うものは一兎も得ず」。

では、またの機会にお会いしましょう。

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