絵本「もりのがっしょうだん」を紹介。たかどのほうこさん作。うつくしいこころ。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は2003年発行、たかどのほうこさん作、飯野和好さん絵の「もりのがっしょうだん」です。

あらすじ

どうぶつの子どもが4ひき、まるたの上にこしかけておしゃべりをしていました。

クマとキツネとアナグマ、それにぐんと小さいハリネズミです。

4ひきはしょうねんどうぶつがっしょうだんのだんいんでしたが、したしくはなしをしたのはきょうがはじめてでした。

4ひきははるのさいてんで森のまもりがみさまにささげるうたをうたうためにえらばれてのこってれんしゅうをしていたのです。

おしゃべりがはずむうちにはなしはそれぞれの学校のことになりました。

いちばんおもしろく、いちばんげん気にしゃべったのはクマの子で、じぶんがなにかいうたびにあとの3びきがよろこぶのを見てますますいい気もちになりました。

そしてじぶんの学校の先生のわる口をいいました。

するとキツネの子もいきをはずませてじぶんの学校の先生のわる口をいいました。

そのあとでこんどはアナグマの子もじぶんの学校の先生のわる口をいいました。

みんなはわる口のたびに大げさにさわぎました。

それからクマの子とキツネの子とアナグマの子はハリネズミの子のほうを見ました。

ハリネズミの子は3びきとなかよしになれたのがうれしかったのでじぶんも先生のわる口をいってみんなといっしょにさわぎたいとおもいました。

ハリネズミの子はがんばってこえをはりあげ、じぶんの学校の先生のわる口をいいました。ほかの3びきは大さわぎです。

ハリネズミの子は大まんぞくでした。

あすがさいてんというさいごのれんしゅうの日になりました。

れんしゅうがおわったとき、がっしょうだんの先生が4ひきにいいました。

「きみたちは、ほんとうにうつくしいこえでうたえるようになった。しかし、森のまもりがみさまにささげるこのうたはうつくしいこえだけではなく、つつしみぶかい、うつくしいこころでうたうことがたいせつなのだ。そのことをわすれないように」

ハリネズミの子はおちつきませんでした。

学校の先生はほんとうはやさしいのにうそのわる口をしゃべったことでむねがくるしくなりました。

こんなうそつきが、森のまもりがみさまにささげるうたなんてうたえない。

ハリネズミの子はうんとうんとくるしみました。

そして…

感想

この本の最初のところは4匹の動物たちが次々と先生の悪口を語るのですが、読んでいてあまり気もちのいいものではありませんでした。

こんなのを子どもたちに見せてよいのだろうか?

とさえ思いました。

けれどの最後には苦しんで後悔し、良い方向へ進んでくれたのでほっとしました。

この本は読んだ後、4匹のおしゃべりについて、お子さんとしっかり話合うことが必要な本かもしれません。

 では、またの機会にお会いしましょう。

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