絵本「まめだぬき」と「てぶくろ」を紹介。佐藤さとるさん文とウクライナ民話。まめだぬきのふしぎなちからと動物たちでいっぱいのてぶくろ。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は1979年発行、佐藤さとるさん文、村上勉さん絵の「まめだぬき」

と1965年発行、ウクライナ民話でエウゲーニー・M・ラチョフさん絵、うちだりさこさん訳の「てぶくろ」です。


「まめだぬき」

あらすじ

むかしむかしのことです。

いなふくみ山という山のおくにすみやきがひとりでくらしていました。

すみやきはあるとき、小さな小さなたぬきを1ぴきつかまえました。

おやゆびの上にのるくらいの小さいたぬきでした。

すみやきはそのまめだぬきをたいせつにかうことにしました。

にげるといけないので竹をきって竹づつをつくり、まめだぬきをその中に入れました。

そのうちにまめだぬきはすみやきによくなれて、竹づつから出してやってもすぐにかえってくるようになりました。

すみやきはときどきすみをかついで山をおります。

町へもっていっておこめやしおやみそととりかえるのです。

そんなときまめだぬきをひとりぼっちにするのはかわいそうだと竹づつに入れてこしにさげ、つれていきました。

あるとき町の人が竹づつをふしぎにおもってすみやきにききました。

すみやきは、まめだぬきをだしてみせてあげました。

町の人は目をまるくしてめずらしそうにながめていました。

ある人がまめだぬきをゆずってほしいとたのみます。

この人はちいさなたぬきはふしぎな力をもっていることをしっていたのでまめだぬきをゆずってくれたらおかねでもおこめでもほしいだけあげるといいました。

まめだぬきはたからもののあるところをかぎつけるかわったはなをもっており、また、これから先におこることを見る目ももっていました。

そんなことはしらないすみやきでしたが、まめだぬきを子どものようにかわいがっていたため、ゆずることはできないとことわりました。

あきらまきれない町の人は山へかえるすみやきのあとをつけていきました。

手にはてっぽうをもっていてすみやきをてっぽうでうってまめだぬきをとろうとかんがえていました。

そして…

感想

すみやきはどうなってしまうのでしょうか?

こういったお話の場合、悪い方は痛い目にあうところですが、お話は意外な結末ととなります。それはこのお話を読んでのお楽しみといことで。


「てぶくろ」

あらすじ

おじいさんが森をあるいているうちに てぶくろをかたほう おとして気がつかずにそのままいってしまいました。

すると、くいしんぼねずみがやってきて てぶくろにもぐりこんでいいました。

「ここにくらすことにするわ。」

そこへピョンピョンがえるがやってきて入れてほしいとたのみます。

くいしんぼねずみはこころよく入れてあげました。

つぎに はやあしうさぎがはしってきました。

はやあしうさぎもまた、入れてほしいとたのみます。

2ひきはこころよく入れてあげました。

こんどはおしゃれきつねがやってきます。

やっぱり入れてほしいとたのみました。

3びきはやっぱりいれてあげました。

これで4ひきになりました。

ここにこんどは はいいろおおかみが入れてくれとやってきました。

4ひきはしかたなく入れてあげました。

つぎにやってきたのはきばもちいのししです。

きばもちいのししも入れてほしいといいましたが、もうてぶくろがいっぱいです。

「ちょっとむりじゃないですか?」

だれかがこたえましたが、きばもちいのししはどうしても入ってみせるといいます。

しかたなく5ひきは入れてあげました。

てぶくろはぎゅうぎゅうづめです。

そんなところにこんどはのっそりぐまがやってきてじぶんも入れてほしいとたのみます。

けれども もうまんいんと ことわりました。

それでものっそりぐまはどうしても入るといいます。

しかたなく入れてあげました。

てぶくろはいまにもはじけそうです。

そして…

感想

くいしんぼねずみやピョンピョンがえるといった特徴をもった動物たちが次から次へとやってきて1つのてぶくろを共有するのがとても面白いです。

おおかみやいのしし、くまといった凶暴なイメージがある動物たちが強引に無理やりてぶくろに入ってくるところなどはまさにイメージ通りです。

実際にはくまなどの大型動物がてぶくろにはいることは不可能でしょうが、そこは民話。

深く考えないようにしますか。

では、またの機会にお会いしましょう。

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