絵本「クジラの歌が聞こえるよ」を紹介。ギャリー・カルバーさん、スティーブ・サンドラムさん作。クジラと人の交流。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は2002年発行、ギャリー・カルバーさん文、スティーブ・サンドラムさん文、絵の「クジラの歌が聞こえるよ」です。

あらすじ

ここはハワイのマウイとう。

マウイの子どもたちはうみが大すきです。

キアヌとリサもいつものようにうみであそんでいました。

するととつぜんうみのむこうでプシューッとしおがふき上がっています。

ザトウクジラです。

二人はもっとよく見ようとサーフボードにのってうみに入っていきました。

二人がちかづいていくとクジラはおびれをもち上げてバッシャーンとなみをたたきつけました。

どうやらクジラがちかづきすぎないようにちゅういしているようです。

それはちかくにクジラの赤ちゃんがいるためでした。

クジラの赤ちゃんはひょっこりかおを出してプシュッとしおをふきました。

そのクジラの赤ちゃんはまっ白のめずらしいクジラでした。

キアヌとリサはこの赤ちゃんクジラにスノーという名まえをつけました。

そしておかあさんクジラにはひれに月のもようが二つあることからトゥームーンと名づけました。

そのとき、またべつのクジラがザッバーンとあらわれました。

どうやらおとうさんクジラのようです。

おとうさんクジラはいつもおかあさんクジラのそばにいて赤ちゃんクジラをまもる手だすけをしているそうです。

それに歌がとてもうまいとリサがおしえてくれました。

おとうさんクジラにはアメリカのゆうめいなかしゅエルビス・プレスリーから名まえをとってエルビスと名まえをつけました。

キアヌとリサはまい日のようにうみでクジラたちとすごし、エルビスのうたに耳をかたむけました。

はるになるころには二人はクジラたちとすっかりなかよくなりました。スノーも二人とあそぶのがたのしくてたまらないようでした。

けれどもおわかれのときがちかづいてきました。

クジラたちは夏になるとさむいきたのうみ、アラスカまでたびをしなければなりません。

ふゆはハワイで子どもをそだて、なつはアラスカでえさをとるのがクジラのくらしでした。

いよいよしゅっぱつの日がきました。

キアヌとリサだけでなくクジラたちもおわかれがかなしいようでした。

クジラのおやこはいっせいにあたまを出すとたかくしおをふきました。

まるでキアヌとリサにわすれないでねというようでした。

リサはさみしくてたまりません。

目からなみだがこぼれました。

「またらいねん、クジラたちはここにかえってくるよ。」

キアヌがうみのとおくを見つめながらいいました。

たびのあいだにスノーはエルビスのうたをほとんどおぼえてうたえるようになりました。

スノーはおかあさんのえいようたっぷりのミルクをのんでげん気いっぱいにおよいでいます。

でもトゥームーンとエルビスはもうおなかがぺこぺこでした。

トゥームーンはスノーにさかなのとりかたをおしえました。

3とうはなんどもさかなをとってたべました。

そのとき、たべることにむちゅうになっていたため、シャチのむれがちかづいてくることにまったく気がつきませんでした。

シャチのむれはすばやくスノーをとりかこみました。

スノーはすぐにエルビスがおしえてくれた、たすけをもとめるうたをうたいました。

トゥームーンとエルビスはすごいいきおいでシャチをおいはらいます。

けれどもシャチもかんたんにはあきらめません。

1ぴきのシャチがエルビスのひれにおもいきりかみつきました。

おこったエルビスはシャチをふりはらおうとものすごい力でからだをゆすりました。

そのとき、エルビスのあたまが小さなスノーにぶつかり、スノーはふっとばされてしまいました。

スノーはながされてエルビスとトゥームーンからとおくはなれてしまいました。

1そうのボートがスノーのちかくにやってきました。

アラスカのうみべにすむりょうしたちがセイウチやアザラシをとりにきたのです。

ボートのいちばんまえにははじめてかりについてきた男の子、セクがのっていました。

セクはスノーに気がつき、もっとよく見ようとたちあがったとき、大なみがボートにあたりました。

あっというまにセクはうみにほうり出されてしまいました。

セクのおとうさんはなんとかセクをたすけようとひっしにボートをこぎますが、ながれがはやくてちかよるどころかどんどんはなされてしまいます。

そのときです。

ふしぎなこえがしました。

うたごえはどんどんちかづいてきてなにかがこつんとセクのせなかにあたったとおもうとセクをボートのほうへとはこんでいってくれました。

セクはぶじにボートにひっぱり上げられました。

セクはスノーにたすけられたのです。

ボートにもどったセクを見てひとりぼっちでいるのがさみしくなったスノーはセクののったボートのうしろをついていきました。

セクのおとうさんはスノーがははおやとはぐれてしまったのだといいました。

セクはなんとかしてスノーをたすけたいとおもいました。

スノーはぶじにトゥームーンやエルビスにあえるでしょうか…

感想

ハワイからアラスカへと壮大なお話ですね。

クジラの生活やクジラと人間との交流が見事に描かれています。

そしてまるで実話であるかのような臨場感も感じられるすばらしい絵本です。

是非皆さんにも読んでいただきたいと思いました。

では、またの機会にお会いしましょう。

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