絵本 くすのきしげのりさんの「うれしいやくそく」と平田昌広さんの「おとうさんはだいくさん」を紹介。うれしい友達の思いやり。親の仕事を子どもは見たがっている。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は2本です。


「うれしいやくそく」

最初のお話は、2015年発行、くすのきしげのりさん作、いしいつとむさん絵の「うれしいやくそく」です。

あらすじ

きょうはわくわく山へえんそくへいく日です。

それなのにキツネくんはあしをけがしてえんそくにいくことができません。

キツネくんはベッドによこになりながら、

(わくわく山はどんなだろう)

(みんなはなにしてあそぶんだろう)

(…たのしいだろうな)

(きっとぼくのことなんか、わすれちゃうくらいたのしいんだろうな)

とあれこれかんがえてかなしくなってしまいました。

そのころみんなはうたをうたいながら、わくわく山へとあるいていました。

わくわく山へついたころにはおひるになっていました。

みんなおなかがぺこぺこです。

やわらかな草の上にすわって、みんなでおべんとうをたべました。

いちばんにおべんとうをたべおわったリスくんがおいしそうなきいちごを見つけました。

タヌキさんは大きなはっぱをリスくんに見せました。

シカくんはとりのはねをつのにかざってとくいそう。

サルくんはシカくんのつのみたいな木のえだをあたまにつけて大よろこびです。

ウサギさんはお花でくびかざりをつくりました。

クマさんは小川できれいな石をひろいました。

ヤギ先生はいわからわきだすつめたくておいしいお水をたっぷりとじぶんの水とうに入れました。

かえりみちもみんなでうたをうたいながらかえりました。

学校につくとヤギ先生がいいました。

「さあ、それでは、みんな気をつけてかえるのよ」

みんなは先生にさよならをいってかえりはじめました。

けれどもヤギ先生もみんなもキツネくんのいえのほうにあるいていきます。

みんなはかおを見あわせ、にっこりとわらいました。

「キ・ツ・ネくん!」みんなはキツネくんのいえにやってきました…。

感想

キツネくんの友達は皆思いやりがある子たちばかりですね。

みんなで申し合わせていなくてもキツネくんのことを思ってみんなキツネくんの家に行くなんてとても素晴らしいです。

遠足の楽しさを味わえなかったキツネくんでしたが、ともだちの思いやりがとてもうれしく思ったことでしょう。

このような友達と遠足に行ければ最高ですね。


「おとうさんはだいくさん」

続いてのお話は、2009年発行、平田昌広さん作、鈴木まもるさん絵の「おとうさんはだいくさん」です。

あらすじ

おとなりのいえのおとうさんはあさからいぬごやづくり。

日よう日にだいくしごとをすることを日ようだいくといいます。

でもぼくのとうちゃんは日ようだいくなんてしません。

だってほんもののだいくだから。

となりのおとうさんはいつもはかいしゃいんで日よう日には日ようだいく。

ぼくのとうちゃんはいつもはだいくだけど、日よう日はいえでごろごろ。

でもまいあさいえをでるときのとうちゃんはちょっとちがう。

ぼくがねむい目をこすってふとんのなかでもぞもぞしているころにかあちゃんがつくったおべんとうをもってあつい日もさむい日もやすまないでしごとにいく。

ぼくはとうちゃんがしごとをしているところを一ども見たことがない。

ぼくはとうちゃんにたのみこんで日よう日のしごとばにつれていってもらった。

とうちゃんのたてているいえははしらがむきだしで、木のにおいがぷーんとした。

ぼくは学校のずこうのじかんにいえにをつくったとき、さいごに名まえをかいたけど、とうちゃんはじぶんでたてたいえになまえをかくのかな?

きいてみたらかかないって。

いえはだいくひとりでたてるんじゃなくてたくさんのひとのちからでたてるからだれかひとりの名まえなんかひつようない。

かべがみをはるないそうや、かべつちをぬるさかんや、でんきや、ガスや、すいどうやなどいろんなひとのちからでいえはできている。

とうちゃんはすんでるひとがしあわせならそれでいいって。

感想

親の仕事を見る機会というのは意外とないものです。

ジーボも親がどんな仕事をしているか聞かされはしたものの、見るのは一度くらいしかありませんでした。

我が子にも仕事を見せたことはありません。

サラリーマンの場合はちょっと難しいと思いますね。

はたから見ていても何をやっているかはわかりにくいと思います。

その点この本のように手に職を持つような職業は子供から見てもわかりやすいように思います。

私たちは親として子供に誇れるような仕事をしているでしょうか?

では、またの機会にお会いしましょう。

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