絵本「ねずみのすもう」を紹介。日本昔話。おじいさんとおばあさんの愛情。

皆さんこんにちは。ジーボです。今回のお話は1986年発行、樋口淳さん文、二俣英五郎さん絵の「ねずみのすもう」です。

樋口さんは日本民話の会会員で民話に詳しい方のようです。

一方二俣さんは画家ですが、絵本にっぽん賞を受賞されたこともある方です。

この本は新潟県松代町に伝わるお話を基に書かれています。

あらすじ

むかし小さなうちにおじいさんとおばあさんがなかよくくらしていました。

二人はびんぼうでねこの子1ぴきかえず、ろくにたべるものもありませんでした。

それでも、どまネズミのあなのネズミを子どものようにかわいがっていました。

ある日おじいさんが山でしばをかっていると、どこからかデンカショデンカショとふしぎなかけごえがきこえてきました。

こえのほうにいってみると、ネズミが2ひきすもうをとっていました。

がりがりのやせた小ネズミところりとふとった大ネズミで、やせたねずみは力がよわくてぽんぽんなげとばされていました。

おじいさんはやせたネズミをかわいそうにおもってみているとやせたネズミはおじいさんのうちのどまネズミ。

ふとったほうはとなりのちょうじゃどんのくらネズミとわかりました。

おじいさんはうちはとんでかえっておばあさんに見てきたすもうのはなしをしました。

おばあさんもどまネズミをかわいそうにおもいました。

人はおしょうがつのためにとっておいただいじなこめでもちをつきどまネズミのあなの入り口にそっとそなえておきました。

そのばんネズミはそのもちをたくさんたべました。

そしてつぎの日おじいさんは山へいき、こっそりのぞいてみると、そこには…

感想

あらすじはわかりやすいように書き直していますが、実際の文は昔風のことばで書かれています。

おじいさんは「じさま」、おばあさんは「ばさま」といった感じです。

また、土間ネズミと書きましたが、お子さんの中で土間が分かる子は少ないのではないでしょうか?

今時土間のある家はそうないと思いますからねぇ。

本の絵を見て教えてあげてください。

でも20代の若い親御さんたちもひょっとしたら知らないかもしれませんね。

そんな時は、おじいさんやおばあさんに聞いてみてください。

あとがきによれば家や畑を荒らすと嫌われる一方でおおみそかにはねずみの年取りといって土間などにもちを供える習わしもあったそうです。

ネズミにまつわる昔話は結構たくさんありますね。

おむすびころりんやねずみ浄土などのように不思議な世界をもっていたりするものもあります。

このお話のネズミは、どうして相撲を取っているのでしょう?

理由は全く分かりませんが、おじいさんとおばあさんのネズミに対する愛情はまさに我が子に向けたもので微笑ましく思いました。

では、またの機会にお会いしましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。