絵本 バレリー・ゴルバチョフさんの「すてきなあまやどり」とつちだのぶこさんの「やまのやまびこ」を紹介。ずぶ濡れのブタさん、その訳は? やまびこのひみつおしえます。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は2本です。


「すてきなあまやどり」

最初のお話は2003年発行、バレリー・ゴルバチョフさん作、なかがわちひろさん訳の「すてきなあまやどり」です。

あらすじ

ずぶぬれになったブタさんがともだちのヤギさんのいえにはしってきます。

ヤギさんのいえにたどりついたとき、ヤギさんはブタさんにずぶぬれになったわけをたずねます。

ブタさんは木の下であまやどりをしたことをはなします。

それならなぜぬれたのでしょう?

ブタさんがあまやどりをしている木にちょこまかネズミがあまやどりをさせてと入ってきたといいます。

そこへハリネズミが2ひき、それにバッファローが3びき、そのあとからひょうが4ひき、そのまたあとからライオンが5ひき、またまたあとからゴリラが6ぴき、それからワニが7ひき、そのあとカバが8ぴき、つぎにサイが9ひき、さいごにゾウが10ぴきやってきて、おなじ木であまやどりをしていたことをヤギさんに はなします。

ヤギさんはみんなおなじ木の下にいてブタさんがおし出されたのだとおもいました。

けれどもブタさんはとっても大きな木だったのでみんなであまやどりできたといいます。

ではどうしてブタさんはびしょねれになってしまったのでしょうか?

感想

ほとんどの方はヤギさんと同じように押し出されて濡れたと思うことでしょう。

ジーボもそう思いました。

あるいはブタさんが本当のことを言いたくなくて、お話を作ったのかとも思いました。

でも、もっと絵本らしいすてきな理由でした。

それがどういうことかはこの本を読んでいただければわかります。

ヒントはブタさんの体験はめったにないことだということです。

めったにない体験をした時、皆さんはどうされますか?

皆さんの中にも同じような体験をされた方がいらっしゃるかもしれません。


「やまのやまびこ」

続いてのお話は2002年発行、つちだのぶこさん作、「やまのやまびこ」です。

あらすじ

てんてん森のどうぶつたちはいつもおだんご山に「やっほー」とこえをかけます。

それはおだんご山からやまびこがかえってくるからです。

じつはこのおだんご山のやまびこは山のかみさま「やまびこ」がいっていました。

「やまびこ」はまいあさ、たいそうをして、あさごはんをたべて、そのあとははっせいれんしゅうをします。

それからよーくうがいをしてやまびこのじゅんびがかんりょうします。

ある日、いのししようちえんのこどもたちがえんそくにやってきて、みんなでおだんご山にむかって「やっほー、やっほー、やっほっほー」と大はしゃぎ。

これには「やまびこ」は大あわて。

でもこんなときはせなかのひもをひっぱると「やっほー」と10かいおしゃべりするやまびこにんぎょうが大かつやく。

そして日がくれるころ、一日のしごとがおわりました。

でも「やまびこ」はふまんがお。

それはまい日まい日「やっほー」ばっかりでちょっとあきてきているからでした。

つぎの日いつものようにきつねがおだんご山にむかって「やっほー」とこえをかけました。

けれどもおだんご山からやまびこはきこえません。

なんどやってもやまびこはかえってきません。

しんぱいになったきつねはいそいで森のどうぶつたちをあつめます。

どうぶつたちも「やっほー、やっほー、やっほー」けれどもやっぱりへんじはありません。

ひとりが「おーいおだんご山やーい」とこえをかけました。

すると…

感想

やまびこを返している神様がいるという発想がとても面白いですね。

この「やまびこ」さんはあまり神様らしくなくてとてもシャイな性格に描かれています。

後半には「やまびこ」さんとどうぶつたちとの心温まるふれあいについても書かれています。

この本を読んだあとでお子さんに「今度山へ行ったら何て言いたい?」などときいてみるのもたのしいと思います。

 では、またの機会にお会いしましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。