絵本「おこだでませんように」を紹介。くすのきしげのりさん作。短冊に込めた思い。

皆さんこんにちは。ジーボです。

今回のお話は2008年発行、くすのきしげのりさん作、石井聖岳さん絵の「おこだでませんように」です。

あらすじ

ぼくはいつもおこられる。

学校でもいえでも。

おかあちゃんはときどきしごとでかえりがおそい。

そんなときぼくはいもうととあそんでやる。

そういうときにかぎっていもうとはわがままをいう。

ぼくがおこるとおかあちゃんがかえってくるまでないている。

そしてかならずおこられる。

ぼくはいいたいことがあるけれどいわずにだまってよこをむく。

いえばもっとおこられるにきまっているからだ。

学校でもよくおこられる。

やすみじかんにマーくんとターくんがなかまに入れてくれへんかった。

なんでかきいたらルールをしらんし、らんぼうやからといわれた。

ぼくはマーくんにキックして、ターくんにパンチしたらすぐに二人はなきだした。

先生がやってきてぼくだけがおこられた。

ぼくはいいたいことがあるけれどいわずにだまってよこをむく。

いえばもっとおこられるにきまっているからだ。

きのうもきょうもおこられた。

あしたもおこられるやろ。

ほんとは「ええ子やねぇ」っていわれたい。

おかあちゃんも先生もぼくを見るときはいつもおこったかおや。

7月7日、ぼくらはたなばたさまのおねがいをたんざくにかいた。

一ばんのおねがいをひらがなひとつずつこころをこめてかいた。

「おこだでませんように」

かきおわったのはいつものようにぼくがさいごだった。

またおこられる。

そうおもってたんざくを先生にわたした。

すると…

あとがきによればくすのきさんは「おこだでませんように」と書かれたたんざくを見て涙が出そうになったそうです。

「この子が楽しいと思ってしたことや良いと思ってしたことが、やりすぎてしまったり、その場にそぐわなかってり、大人の都合に合わないからと結果として怒られてしまう。

でもこの子はだれよりも良くわかっているのです。

自分は怒られてばかりだということを。

そして自分が怒られるようなことをしなければきっとお母さんも先生もほめてくれるし、仲間に入れてくれる友達がいることを。

そんな思いを持ちながら、お母さんや先生、友達に言うのではなく、一文字、一文字、懸命に書いた短冊はまさに天に向けての祈りだったのです。」

と書いています。

皆さんにも思い当たることがあるのではないでしょうか?

ジーボにはあります。自分の都合で怒ったり、注意したことが。

子ども自身にも言い分があることをちゃんと考えてやって行動すべきだなと感じました。

どうしてそうなってしまったのか?

なぜそうしたのか?

をしっかりと聞いてあげることが大事だと思いました。

これからは頭ごなしに怒ることなく、なぜそうなったのかを聞いてからきちんと説明してあげるようにしたいと思います。

では、またの機会にお会いしましょう。

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